きっと君に恋してる
私の小説「きっと君に恋してる」より。小説本編のワンシーンに加筆しました!小説はエブリスタにて公開中٩( ๑╹ ꇴ╹)۶
- 「入部させてください!!」
川嶋由良
- 「え?」
たかぎかずと
- 放課後になると、私はたかぎくんににゅうぶ届を見せて言う。
川嶋由良
- 「私、演劇部に入部したいの!」
川嶋由良
- 「お前が?」
たかぎかずと
- 「お願い、演劇部まで案内して!」
川嶋由良
- 「まあ、いいけどよ。泣いても知らねぇぞ」
たかぎかずと
- 「ま、負けないし!」
川嶋由良
- 「とりあえず、俺これから部活行くからついて来い。にゅうぶ届は部長に出せ、バカ」
たかぎかずと
- 「バ、バカ!?」
川嶋由良
- やっぱり良い人ではないかも!
川嶋由良
- こうして私は、演劇部に入部した!最初は、たかぎにムカつく事ばかりだったけど、今では、たかぎは私の相棒だ。高校でも2人で演劇部へ。なんだかんだで一番一緒にいるのはたかぎだ。
川嶋由良
- だけど、高校生になってからたかぎはモテるようになった。たかぎが女の子から騒がれるたびに胸が痛い。
川嶋由良
- 「川嶋、帰ろうぜ。今日は部活ねぇからラーメンくいに行こうぜ」
たかぎかずと
- 「う、うん!あのさ、たかぎ」
川嶋由良
- 「なんだ?」
たかぎかずと
- 「高校で気になる女の子いた?」
川嶋由良
- 「なんだよ。どうしてそんなことを聞く?」
たかぎかずと
- 「たかぎ、ずっと彼女いないし、気になったの!」
川嶋由良
- 「いたら、お前はどう思う?」
たかぎかずと
- 「え?」
川嶋由良
- 「俺が好きなタイプはいつも明るくて前向きで超鈍いヤツ」
たかぎかずと
- 「たかぎ?」
川嶋由良
- 「ほら、ラーメンくいにいくぞ!」
たかぎかずと
- たかぎの好きな人が知りたい。あの言い方だといるって事?どうなんだろう。
川嶋由良