捨てられた後に来た幸福 1話
#1 今“は“一人の少女
- 昔からお母さんが言っていたことがある。
○○
- あんたは、好きな人に出会って。恋をして。必ず幸せになりなさい
お母さん
- 「おいっ!!!金はまだか!!!」
お母さん
- ごめんねぇ、、こんな母親で
お母さん
- ドンドンドンっっつ
お母さん
- っ、、、、
お母さん
- ○○、、、ごめんねぇ、、、
お母さん
- スッ(立ち上がる
お母さん
- おか〜さん?
昔の○○
- どこ行くの?
昔の○○
- ごめんねぇ、、、
お母さん
- ○○、、、。少し奥に行っててくれるかい?
お母さん
- ?
昔の○○
- うん
昔の○○
- テクテク
昔の○○
- 、、、(泣)
お母さん
- ガチャッ
お母さん
- 「やっときたか、、おせぇんだよっ!!!!」
お母さん
- ひぃっ
お母さん
- ガンッドタドタ
お母さん
- !?
昔の○○
- おかぁさん、、、?
昔の○○
- |Δ°)チラッ
昔の○○
- ?
昔の○○
- おかぁ、、、さん?
昔の○○
- 大きな音がしてびっくりしてドアの方を見たときには
もう。追手に捕まってお母さんはいなかった。
昔の○○
- 昔の小さな私じゃわかんなかったけど。
今ならわかる。きっと貧乏な家庭で借金をしてたんだ。
昔の○○
- それから9年。
昔の○○
- 、、、行ってきます
○○
- 今は亡き父と行方不明となった母と私が写った家族写真に
挨拶を添えて外にでる。
○○
- ○○、中学3年生
○○
- 今日から新学期がスタートです
○○