耳の聴こえない私
投稿し直します。続きは👍4行ってたら明日出します
- 無理だよ
ころん
- え?なんで?
莉犬
- 無理なものは無理
ころん
- ころちゃんは、助けたいとは思わないの?
莉犬
- 思うよ…思ってるよ……でも
ころん
- でも?
莉犬
- 〇〇の両親……いやっ…なんでもない
ころん
- なに?
莉犬
- 教えて
莉犬
- わかったよ
ころん
- 〇〇が耳の聴こえない理由は〇〇の両親なんだ
ころん
- 〇〇にはお兄ちゃんと妹がいる。小学生の頃、お兄ちゃんも妹もすごく優秀で成績も良くて…でも〇〇だけ勉強ができなくて……それでよく殴られてて、思いっきり耳を引っ張ったときに耳が聴こえなくなったんだ
ころん
- っていうのは知ってて、〇〇の両親に聞いてみたら気に食わなかったのか僕も〇〇も殴られて……
ころん
- 僕は別にいいんだ…でも〇〇が殴られるのは嫌なんだ…
ころん
- 僕は〇〇が
ころん
- 好きだから
ころん
- !!!
莉犬
- そうだったんだね…
莉犬
- ガチャ
〇〇
- 『補聴器知らない?』
〇〇
- 無いの?
ころん
- ちなみに体は見えないようにドア越しに話してます
〇〇
- うん
〇〇
- なんて?なんて?
莉犬
- 補聴器がないらしい
ころん
- 探してくる
莉犬
- 僕も
ころん
- 『この辺のはず』
〇〇