本音が運んだ物語 5話
- ふふっふふふ
お母さん
- 莉犬くん
お母さん
- コツコツ
お母さん
- !
莉犬
- 近づか、、ないで、、、
莉犬
- 傷つくこと言わないでよぉ
お母さん
- あと1分だけどさぁ
お母さん
- 莉犬くんのこと。みんなは見つけられると思う?
お母さん
- どうなるかなんてわかんない、、、
莉犬
- でも、、信じてるから
莉犬
- そう、、、そうかぁ!
お母さん
- じゃあ甘い期待に今はすがってなよ
お母さん
- 甘い期待なんかじゃ、、、
莉犬
お母さん
- はぁはぁ
るぅと
- こっちです!
るぅと
- 了解!
さとみ
- くんっ
ころん
- ! 豚骨ラーメンのいい匂い!
ころん
- 近づいてきてるっ
ジェル
- あれ!
るぅと
- え?
ななもり。
- 森の方に続く道に廃墟のような建物がありますよ!
るぅと
- ほんとだ!
ころん
- よし、見つけたらもう勝ちだ!
さとみ
- 走れ!
ジェル
ジェル
- あと30秒♪
お母さん
- みんなぁ、、、、
莉犬
- 29,28,27,
お母さん
- すぐ、、、もうすぐつくからね、、!莉犬くん!
ななもり。
- 15,14,13,12,
お母さん
- はぁはぁ、、、急な坂だなぁ!
ころん
- 9,8,7,6,5,
お母さん
- 莉犬っ、!
さとみ
- 3,2,1,
お母さん
- ガラガラガラッ
お母さん
- 0,
お母さん
- 莉犬!!!!
るぅと
- るぅちゃん、、!!!
莉犬
- ははっ!
お母さん
- おてあげだよぉ
お母さん
- さすがライブとかもしてるからかなぁ?
お母さん
- 体力はあるんだねぇ!
お母さん
- ガチャガチャッ
ジェル
- くそっ!取れねぇ!
ジェル
- あぁ〜!ごめんね〜?
お母さん
- 手錠今取るからねぇ
お母さん
- 〜♪〜♪
お母さん
- (この人、、、気味が悪い、、、
ななもり。
- (でもなんだろう、、、なんか、、
莉犬くんを誘拐した理由が悪い理由じゃなさそう、、、
ななもり。
- ガシャンッ
お母さん
- はい♪取れたよ
お母さん
- 、、、
莉犬
- 無理に動いたからねぇ血が出ちゃったねぇ
お母さん
- (莉犬くんに触れる
お母さん
- やっやめ、、!
莉犬
- (絆創膏を貼る
お母さん
- え、、?
莉犬
- 痛くない?
お母さん
- あっえっと、、うん
莉犬
- (誘拐したのに優しくするとか、、、
ころん
- ってかお前なんで莉犬誘拐したんだよ
さとみ
- え〜?そりゃあ
お母さん
- 莉犬くん、君らのせいでつらい思いをしてた、、からかなぁ?
お母さん
- 僕らの、、?
るぅと
- ここ、長居すると不吉なこと起こるからさぁ
お母さん
- 帰って莉犬くんの口から聞きなよ
お母さん
- 不吉なこと、、、
ジェル
- 、、行こう
ななもり。
- うん
すとぷり
すとぷり
- はぁ、、、
悪魔
- お前不吉なこと起こるからとか言ってんじゃねぇよ
悪魔
- ふふっ
お母さん
- だって友人に会えたのに君に命取られるとか嫌じゃん?
お母さん
- お前は本当、、、天使なんだか悪魔なんだか、、、
悪魔
- ふふっ
天使
- ふふふ
天使
- やっぱりこの仕事は楽しいなぁ
天使
- お前絶対悪魔のほうが向いてるぞ
悪魔
- 嫌だよぉ
天使
- 生きた人間が震えた目でこっちを見るのが大好きなんだぁ
天使
- あぁ、、うん、、そうだよな、、お前は
悪魔
- 悪魔は殺し屋のような仕事でしょう?
天使
- まぁ、簡単に言うと
悪魔
- 仕事で殺しただけの人間に恨まれるなんてぇ
天使
- 僕は嫌だなぁ
天使
- まぁ、、、
悪魔
- 恨まれないように優しく殺すんだけどな
悪魔
- そんな可愛い心、、、
天使
- 君こそ天使に向いてるのになぁ
天使
- うっせ
悪魔
- ふふふっ
天使
- 5話終わり
天使