蝶屋敷の裏側 第1話「お墓参り」
蝶屋敷の皆が大好きです...。幸せな日常をずっと見ていたいです。第2話は、カナエがメインのお話です。時系列がヤバいことになりますが、気にしないで下さい💦
- アオイ、今から姉さんのお墓参りに行ってくるから、怪我人の治療や家事、宜しくね。
胡蝶しのぶ
- 大変だと思うけど、頑張ってね。
胡蝶しのぶ
- はい。頑張ります!
神崎アオイ
- いい返事ですね。これなら安心して行けそうです。
胡蝶しのぶ
- では、行ってきますね。
胡蝶しのぶ
- 行ってらっしゃいませ!
神崎アオイ
- 1時間後
- ふぅ...
胡蝶しのぶ
- もうすぐ冬が来るというのに、この暑さ...たまりませんね。
胡蝶しのぶ
- あっ、姉さんのお墓...
胡蝶しのぶ
- ...やっぱり、この暑さだと花も枯れていますよね。
胡蝶しのぶ
- そう言って、しのぶは墓に水をかけ、新しい花を供えた。
- 姉さん、私間違ってないよね?
胡蝶しのぶ
- 姉さんが好きだと言ってくれた笑顔を絶やすことなく、皆に振り撒いてきた。でも...疲れたよ、姉さん。
胡蝶しのぶ
- ...折角だし、他のお墓にも水を掛けましょうか。
胡蝶しのぶ
- 帰り道
- ...姉さんは、私が藤の毒を飲んでいることをどう思うのだろう...?
胡蝶しのぶ
- そもそも、隊士を続けて柱になっている事さえも知らないのかな...
胡蝶しのぶ
- あの時、姉さんは私に、鬼殺隊を辞めるよう言った。でも、私は姉さんの仇を打つまで、絶対に辞めない。
胡蝶しのぶ
- しのぶ様!お帰りなさいませ!
神崎アオイ
- アオイ!すいません、遅くなってしまって。
胡蝶しのぶ
- 良いですよ、此方も楽しかったですし。
神崎アオイ
- (あら、何かあったのかしら?)
胡蝶しのぶ
- おい、アオコ!天ぷら早くしろ!
- もう、伊之助さん!天ぷらまだ揚げたばかりですよ!
神崎アオイ
- すぐに出来るわけじゃないんですから!
神崎アオイ
- ふふふ。これは話を聞くのが楽しみですね♪
胡蝶しのぶ