ワンvs珈琲狂
ワンの大暴険の主人公「ワン」が珈琲狂のお店にやって来たよ
- いらっしゃいま…
珈琲狂
- やっほ!
ワン
- (子供か…)
珈琲狂
- えーと、お嬢ちゃん?
お父さんかお母さんはいないの?
珈琲狂
- は?
わっちが子供に見えるっての?
はぁ〜〜ムカツクなぁ〜〜!!
この店はチビを差別する店だってんだ!!へぇ〜〜!!
ワン
- (なんて生意気な口の利き方をする奴だ…)
珈琲狂
- で?ご注文は?
珈琲狂
- ん〜、まかせるワ。
ワン
- あっ!甘いのがいい!
ワン
- 甘いの。カフェオレで宜しいですか?
珈琲狂
- あー、ヤ、せっかくだからミルクはナシにしてもらおーかな!
そのかわりうんとお砂糖入れてよ!
ワン
- さ、砂糖?!
うんと?!
珈琲狂
- (なんたる邪道…それでは珈琲本来の旨味が失われてしまうではないか! さては此奴、ただの甘党と見た! せいぜい安物の珈琲でも味わうがいい!!)
珈琲狂
- かしこまりました、少々お待ちを。
珈琲狂
- あ!ついでになんかスイーツもちょーだい!
ワン
- はい…!!💢
珈琲狂
- 数分後
- お待たせしました、当店オリジナルブレンドです。
珈琲狂
- …
ワン
- …
ワン
- …なにコレ?
ワン
- …ですから、当店オリジナルの…
珈琲狂
- お砂糖は?
ワン
- チッ! 入れてありますよ!
これでもかってぐらいな!
珈琲狂
- 見 え な い
ワン
- ……………えっ?
珈琲狂
- お砂糖が見えないんだけど
ワン
- そりゃ、砂糖だから溶けるに決まって…
珈琲狂
- 溶けるぐらいにケチってんの?
ワン
- はぁっ?!
珈琲狂
- 今…何て…?!
珈琲狂
- だーかーらぁっ、わっちが期待してたのは、コーヒーに溶けきらないぐらいのお砂糖がいっぱい入ったやつなの!
ワン
- んな……なんたる…
珈琲狂
- なんなる珈琲への冒涜……!!
珈琲狂
- 貴様に私の珈琲を飲む資格はない!!
出てけェ!!!!!!
珈琲狂