とある少女の大発明
説明
- これは、仮想世界にて様々なミッションの遂行のため奮闘する、3人の女子の物語。
果たして彼女らは、無事ミッションをクリアし、目的を果たす事が出来るのか。
そして待ち受ける運命とは…
SCP-682
- (どうも。私は金剛ミオ(こんごう みお)。しがない研究者だ。私はとある装置を開発した。今日はそのお披露目として、友人を2人呼んだのだ)
金剛 ミオ
- やっほー!来たよー!ねえねえ、前言ってた装置、完成したんだってー?早く見せてよー!
紅炉寺 リン
- 声大きいよ…もっと静かに(この子は紅炉寺リン(こうろじ りん)。見ての通り、活発で明るい女の子だ)
金剛 ミオ
- まあまあ、そんなに慌てるな。ミオも困ってるだろう
楪 ラン
- (そして楪ラン(ゆずりは らん)。力自慢でとにかく強い。先祖は武士だったらしい)
金剛 ミオ
- そんで例の装置って何処にあんの?
紅炉寺 リン
- これだよ
金剛 ミオ
- ミオの指差す先には部屋に設置されたコックピットのような装置だった
金剛 ミオ
- これ…なのか?
楪 ラン
- へ〜なんか面白そーだね!
紅炉寺 リン
- じゃあこの装置の説明をするから、よく聞いて。
金剛 ミオ
- この装置は、システムによって仮想世界に繋がっているの。そしてターゲットの破壊及び回収、観察などがミッションとして提示される。仮想世界から帰るには、ミッションをクリアするか、死んで強制ログアウトする事のみ。死んだ場合、それ相応の痛みを伴う。
金剛 ミオ
- え?ちょっとまって。何それ怖っ!そんなの作ってたの⁉︎
紅炉寺 リン
- 危険極まりないな。
楪 ラン
- 我ながら面白い発明だよ。そしてミッションをクリアすると仮想通貨が手に入る。勿論現金化可能だよ。
金剛 ミオ
- 恐ろしいな…で?何で私達にそれを?
楪 ラン
- それはね…2人にもこの装置を使ってほしいからだよ!
金剛 ミオ
- うぇーー⁉︎い、いい嫌だよ。怖いよー!私死にたくなんかないよー!
紅炉寺 リン
- 大丈夫。脳を破壊されなければ戻って来られるから
金剛 ミオ
- システム起動。
金剛ミオ・紅炉寺リン・楪ランを、prayerとして登録します。
楪 ラン
- まじかよ…勝手に登録されてるし。拒否権は無しってか。全く、やってくれるねぇ
楪 ラン
- えーー⁉︎
紅炉寺 リン
- そう言う事。早速明日から宜しく。
金剛 ミオ
- 何でぇ〜!
紅炉寺 リン
- 諦めろ、リン。どうにもならねぇよ…はぁ…厄介な事してくれる…
楪 ラン
- こうして、金剛ミオ・紅炉寺リン・楪ランの摩訶不思議な物語が、幕を開けたのであった
楪 ラン