軍人としての使命
- 何で私が雑魚の相手なんだ…クソッ
B
- 少佐殿、本当に加勢しなくて良いのでしょうか?
E
- あいつを怒らせると面倒なのは貴官も分かってることだろう。
B
- それはそうなのですが…
E
- …中尉、毎回気になってたはいたが、綺麗すぎやしないか?
B
- は、はいぃ!?
E
- 勘違いするな。軍服の話だ
B
- こ、これですか?
E
- 軍人としての責務を忘れたわけではあるまい?ましてや、"中尉"が。
B
- どういう、意味でしょうか……
E
- 何人仕留めた?
B
- ひッ…
E
- さしずめ瀕死でおさえ、汚れ仕事は部下にでも任せたってところか?
B
- わ、私は……っ!少佐…!?何を…!?
E
- "アレ"を撃て。
B
- なっ…!あれほど邪魔をしてはいけないと…!
E
- 私は大隊長として中尉を教育せねばならん。
B
- 私の力じゃ…
E
- ─私の魔力を足す。力でねじ伏せろ
B
- …やらなきゃいけない…ですよね?
E
- うるさい、早くしろ
B
- …術式展開…魔力充填…正常…行きます…!
E
- 銃声
- これが祖国を守るということだ。さもなくばトーチカ送りになるぞ。
B
- ハァ…ハァ…っ、はい……
E