たこ焼きの味は永遠に
大阪の高校に入学した花岡大輔はクラスメイトの早川聖来に誘われ手作りたこ焼きを食べる。聖来のつくるたこ焼きをきっかけに2人の間で様々な恋の物語が繰り広がる。聖来と大輔の2人の進む道とは
- これは俺(大輔)と聖来(早川聖来)の学園青春物語。
聖来
- 俺は今まで好きになった人はいない。全くの恋愛経験未経験。高校では恋したいと思っている。
大輔
- 初登校日,クラスは何故かもうみんな打ち解けている。けれど俺はその流れに乗り遅れた。
大輔
- そんな中,俺に1人の女の子が話しかけてきた
大輔
- なぁなぁ。君,なんでそんなに静かなん?
聖来
- 体調でも悪いん?
聖来
- あっ。いや…大丈夫。
大輔
- ほんまに?じゃあ放課後家に来て。
聖来
- 初日から意味がわかんない。俺は彼女に連れられ,彼女の家へ連れてかれた。
そこにはクラスメイトが集まっていた
聖来
- ほら。君も一緒にたこ焼き食べよ
聖来
- えっ???
大輔
- たこ焼き好きやないん?
聖来
- いや。好きだけど…
大輔
- ほんなら,ハイっ!!あーん
聖来
- いやいやいや。自分で食べますよ。
大輔
- そして俺はたこ焼きを一口頬張った。
大輔
- なにこれ…うますぎる
大輔
- せやろ??せーら流のオリジナルたこ焼きやで?
聖来
- おいしいよ‼︎
大輔
- えへへ。そういえば君名前聞いとらんかったな。
聖来
- そうでしたね。花岡大輔です
大輔
- だいちゃんね‼︎うちは聖来‼︎よろしくなぁ
聖来
- (急に俺のことをだいちゃん⁉︎)
大輔
- だいちゃん,全然関西弁やないんやな
聖来
- そうなんです。去年まで東京にいたので高校から親の転勤で大阪に来ました
大輔
- あぁそうなん⁉︎そりゃ大変やなぁ
聖来
- 大阪はどう?
聖来
- まだ来てから1週間しか経ってないのでよくわからないですね
大輔
- そなのかぁ。じゃあさ明日休みやから,うちと大阪一緒に周らへん?色々紹介するで⁉︎
聖来
- 聖来さんと2人で…ですか?
大輔
- せやけど…あかん?明日予定あるん?
聖来
- いやないですけど…
大輔
- じゃあ決まり!明日9時にまたうち来て!
聖来
- あ。はい。
大輔
- あと,聖来さんじゃなくてせーらでええよ。
聖来
- そうして,明日聖来さんに大阪を色々教えてもらうことになった。
大輔
- 女子と2人でなんて不安でしょうがない
大輔