タケミチ嫌われ物語
んホッホッホ武道チート系大好物でっせ
- あれから2日後
- …(大丈夫かな?)
タケミッチ(男)
- ふぅ〜ふぅ〜
タケミッチ(男)
- …
三ツ谷
- タケミッチ
三ツ谷
- あっ!はっ、はい
タケミッチ(男)
- なんでしょ、う…
タケミッチ(男)
- か?
タケミッチ(男)
- ぎゅーーーーー
三ツ谷
- んえっ!?ちょちょちょ!三ツ谷くん!?
タケミッチ(男)
- ど、どうした…
タケミッチ(男)
- 武道は!
三ツ谷
- ビクッ!
タケミッチ(男)
- 武道はさ、いつも俺らのこと助けてくれてさ
三ツ谷
- 天竺の時もさ絶対に倒れないで戦って
三ツ谷
- それに何より黒龍を守ってくれた、大寿から八戒をユズハを守ってくれて
三ツ谷
- 本当にほんっとうに!感謝してる
三ツ谷
- 俺はお前を裏切らないし、お前も俺を裏切らない
三ツ谷
- な?だからさ
三ツ谷
- そんな悲しい顔すんなよ。
三ツ谷
- …え?
タケミッチ(男)
- (あ…気づかなかった俺そんな悲しい顔してたんだ)
タケミッチ(男)
- )ニコッ
三ツ谷
- いつもありがとよ、だからもう無理して喧嘩我慢しなくて良いぞ?
三ツ谷
- !!
タケミッチ(男)
- …ははっ!三ツ谷くんにはバレバレでしたか
タケミッチ(男)
- そりゃな〜あーんなところ見せられちゃな
三ツ谷
- え…あんなってもしや…
タケミッチ(男)
- そ!お前が中一だった時、裏路地で喧嘩して勝ってただろ?すげぇなあんな大人数に勝つとか
三ツ谷
- へへへ~ありがとうございます
タケミッチ(男)
- …よしっ!いっちょやるか!
三ツ谷
- ほら待ってんぞ
三ツ谷
- え?あっ!皆さん!
タケミッチ(男)
- 大暴れすんぞ!
三ツ谷
- はい!!!
タケミッチ(男)
- その頃の東卍では
- …マイキー行くぞ
ドラケン
- …スタスタスタ
マイキー
- マイキーお前タケミッチのこと…
ドラケン
- 黙れ
マイキー
- っ!
ドラケン
- …
ドラケン
- (タケミッチ…どうしてなんだよ)
マイキー
- …(タケミッチが本当にやってなかったとしたら…)
ドラケン
- チラッ
ドラケン
- ニヤニヤ
モブ1
- (やっと今日はあいつを人生のどん底につき落とせる)
モブ1
- (あいつの間抜け面…あぁ楽しみだ…)
モブ1
- (でも…隊の奴らの証言もあるし)
ドラケン
- チッ
ドラケン
- (まぁいいやってやろうじゃねぇか)
ドラケン
- そして二つのチームが決戦場へ着いた
- …
タケミッチ(男)
- …
マイキー
- ヒソヒソ(なんだずっと見つめ会ってるだけじゃねぇか
- …タケミッチ
マイキー
- 俺は今日お前を殺る
マイキー
- …
タケミッチ(男)
- いいですよ?
タケミッチ(男)
- !?(ボス?何行言って…
ココ
- それが今万次郎くんの一番やりたいことなら
タケミッチ(男)
- !!
マイキー
- (ま、万次郎…?なんで?いつものようにマイキーくんって呼ばない?)
マイキー
- っ!!
マイキー
- ダダダダダ!!
マイキー
- すごいスピードで走ってくる
- そしてマイキーが殴りかかろうとした瞬間
- !?
マイキー
- スッ
タケミッチ(男)
- (よ、避けた?)
マイキー
- ガッ!(武道がマイキーに蹴りを入れる)
タケミッチ(男)
- ふっ!
マイキー
- は、早…
マイキー
- ドサッ!
タケミッチ(男)
- !?
マイキー
- (今の一瞬で俺の後ろに?)
マイキー
- ドゴッ(殴る)
タケミッチ(男)
- うっ!
マイキー
- スタスタスタ
タケミッチ(男)
- ふぅふぅ
マイキー
- マイキーが武道に蹴りを入れようと立ち上がった瞬間
- 万次郎
タケミッチ(男)
- !え
マイキー
- ねぇ?本当に俺を信じない?
タケミッチ(男)
- し、信じるわけっ…(嘘だ、本当はずっと信じてたい)
マイキー
- じゃあこれでも?
タケミッチ(男)
- チラッ
タケミッチ(男)
- コクっ
稀咲
- ピッ
稀咲
- 稀咲がボタンを押すとスピーカーから音が流れた
- 「お前さ~うぜぇんだよ」
モブ1
- 「弱いくせに東卍に気に入られやがって」
モブ1
- 「あいつらもバカだな」
モブ1
- 「こんなへなちょこ仲間に入れるなんて」
モブ1
- 「おい…今なんつった?」
タケミッチ(男)
- 「あぁ?だから東卍はバカだって…」
モブ1
- ピッ
稀咲
- は…?
マイキー
- これを聞いてもまだ信じませんか?
タケミッチ(男)
- (やめろ…そんな目で俺を見るな)
マイキー
- あ、ご、ごめんなさっ
マイキー
- うぅ
マイキー
- ふふっもう泣いたら俺怒れないじゃないですか
タケミッチ(男)
- ねぇ万次郎、ちゃんと言わなかった俺ももちろん悪いよ
タケミッチ(男)
- だけどさ俺すごい悲しかった
タケミッチ(男)
- 信じてた人に裏切られて、助けたはずの人に裏切られて
タケミッチ(男)
- でも万次郎もきっと俺と同じ気持ちだよね
タケミッチ(男)
- だって俺に裏切られたって思ったんだもんね
タケミッチ(男)
- ごめんね一人にして寂しくしてごめん
タケミッチ(男)
- ぎゅ
タケミッチ(男)
- あ、ち、ちがっ!俺がいけないのに…
マイキー
- 違うよ、誰も悪くない…悪いのは
タケミッチ(男)
- ギロッ!
タケミッチ(男)
- ビクッ
モブ1
- お前とお前の隊の奴らだよ
タケミッチ(男)
- と、武道はその喉からどうやって出してるのか知りたいぐらい低い声でそう言った
- ひっ!(モブ太が逃げようとする
モブ1
- おおっと~?行かせねぇよ?
蘭
- 俺らの可愛いタケミチを傷付けたんだそれ相応の罰があるからな?
竜胆
- あ、あぁブルブル
モブ1
- さぁみなさんせっかく来たんだしいっちょやりましょうよ
タケミッチ(男)
- それからは簡単だった
- マイキーは影で座りながら顔を伏せていた
- 他の奴らは武道がチートすぎて歯が立たないし
- 他の連中も戦力えげつなくて黒龍の圧勝で終わった