みんなの為の相談部2
東方キャラとオリジナルキャラが登場します。
- 次の日、いじめから学校を救う部は放課後に職員室で先生と話していた。
- お願いしますよ先生〜
霧雨 魔理沙
- 「そう言ってもね…」
- お願いします!この学校を救いたいんです!
博麗 霊夢
- 「分かったわ…あの部活みたいにはならないでね」
- そう言って先生は部活申請書を私たちに渡して何処かに行ってしまった。
- やったー!
霧雨 魔理沙
- 事務の先生には認めてもらったけど、次は校長先生に申請書を見せなきゃいけないんでしょ?
花咲 ルナ
- ねぇ…
魂魄 妖夢
- 喜んでいるところに妖夢がひっそりと話しかけてきた。
- ん?どうしたの妖夢?
博麗 霊夢
- 外からいじめ部のやつらが見てる…
魂魄 妖夢
- えっ!?
博麗 霊夢
- 本当だ。レミリアや何人かのいじめ部のやつらが職員室の中をのぞいている。
- 職員室に何か用があってきていたのだろうか。
- 早くこの場から離れた方がいいと思った私はいじめ部に気付かず申請書に書き込みを続けている魔理沙の肩を叩いて話しかける。
- 魔理沙、いじめ部がいるわよ。もしかしたら話を聞かれているかもしれないわ。早く職員室から出るわよ。
博麗 霊夢
- お、おう?
霧雨 魔理沙
- みんな、移動するわよ!付いてきて!
博麗 霊夢
- 移動するって言ってもどこに行くのよ?
花咲 ルナ
- 三階に使われてない教室があったはずよ!そこに行くわ!
博麗 霊夢
- 説明しつつ階段を登り、机も並べられてられていない教室を見つけたのでそこに入る。
- 見られたのはやっぱり大勢で職員室に行ったせいかな…
魂魄 妖夢
- 急に職員室から出たから何かあると思われないかしら?
花咲 ルナ
- ま、ずっと職員室にいるのもそれはそれで怪しまれそうだけどな
霧雨 魔理沙
- よし、申請書が書けたぜ!
霧雨 魔理沙
- で、どんな名前にしたの?
博麗 霊夢
- 「相談部」だぜ!これならいじめ部のやつらはなんの興味も湧かなそうだろ!
霧雨 魔理沙
- そうかな…いじめ部に入ってるやつらは学校の情報をすぐつかもうとするけど…
魂魄 妖夢
- 妖夢のように少し心配する子もいれば称賛の声を送る子もいるようだ。
- じゃあ相談部について説明するぜ!
霧雨 魔理沙
- この部は表では勉強や恋愛などどんな悩み事も相談できるスクールカウンセラーのようなことをするぜ!
そして裏では相談部としてではなくいじめから学校を救う部として活動するぜ!いじめられている子を助けるんだ!
霧雨 魔理沙
- いい考えじゃない!相談だけでもいじめを少し楽にできることもあるものね。
博麗 霊夢
- でもバレちゃわない?
魂魄 妖夢
- 確かに。バレたらなんとか言い逃れするのかしら?
- バレたらバレたでなんとかするぜ!
霧雨 魔理沙
- そう言って笑う魔理沙の発言に呆れる子もいれば「能天気だな〜」などと言って笑っている子もいた。
- じゃ、校長室行ってくるぜ!
霧雨 魔理沙
- ちょっと待ちなさいよ!
花咲 ルナ