現実逃避
- 皆様初めまして。鬱瀬(うつせ)と申します。話の流れを簡単に説明させて頂きます。
「僕が過去と今で変わってしまう⇒ネットの世界に逃げる⇒···(以後繰り返し)」
最後まで読んで頂けると幸いです。
鬱瀬
- [小学4年生]
- (今日で1週間の最後かぁ。やっと休みだぁ。)
鬱瀬
- あっ!鬱瀬ちゃーん!おはよぉ!一緒に学校行こっ!
クラスメイト1
- あっ、〇〇ちゃんおはよ。行こっか。
鬱瀬
- うん!
クラスメイト1
- [教室]
- みんなー!おはよー!(ガラガラッとドアを開ける)
クラスメイト1
- あっ、〇〇ちゃん。おはよう♪
クラスメイト2
- 〇〇ちゃんおはよう!
クラスメイト3
- あれれ?〇〇ちゃんの隣にいる子ってだぁれ?
クラスメイト2
- (あ......。)
鬱瀬
- 「なんか地味じゃなーい?〇〇ちゃんとつり合わなーい!クスクス...」
クラスメイト3
- 「たしかにつり合わないね♪クスクス...」
クラスメイト2
- ち、ちょっと...!
クラスメイト1
- (......。)
鬱瀬
- う、鬱瀬ちゃんごめんね!向こう行こっか...!
クラスメイト1
- う、うん。
鬱瀬
- 屋上まで移動する
- はぁっ、はぁっ...
クラスメイト1
- ......。
鬱瀬
- あのっ...さっきは...その......
クラスメイト1
- ううん、気にしないで。〇〇さんは悪くないよ。
鬱瀬
- うん......
クラスメイト1
- ごめんね...
クラスメイト1
- 大丈夫だよ。
鬱瀬
- あっ、チャイム鳴りそうだし戻ろっか...!
クラスメイト1
- そうだね。
鬱瀬
- 教室へ戻る
- (まぁ確かに〇〇さんと僕はつり合わないよね。)
鬱瀬
- (教室、行きたくないな。)
鬱瀬
- 「うわっ、あいつ戻ってきてるんじゃーん」
クラスメイト3
- 「戻ってこなくていいのにー♪」
クラスメイト2
- ......。
鬱瀬
- ちょっと...!やめなよっ...!
クラスメイト1
- ...なんであいつと一緒にいるの?
クラスメイト3
- え......。
クラスメイト1
- だ、だって...鬱瀬ちゃんとは友達だから...
クラスメイト1
- ......。
鬱瀬
- は?友達?だから?
クラスメイト3
- ......
クラスメイト1
- ......。
鬱瀬
- 〇〇ちゃん♪あの子と一緒にいたら〇〇ちゃんの可愛さがなくなっちゃう♪
あの子の顔がうつっちゃうよ♪だからさっ、ね?
クラスメイト2
- ......。
クラスメイト1
- ほら〜♪〇〇ちゃん向こういこっ(ぐいっと〇〇の手を引っ張る)
クラスメイト2
- ちょ、ちょっとっ...いたいっ!
クラスメイト1
- ちゃんと歩きなよ。
クラスメイト3
- 3人は教室から出ていく
- (はぁ......。)
鬱瀬
- (......死にたい。)
鬱瀬
- 第2話へと続く