わたしの初恋#4
キンプリ永瀬廉くんがジャニーズになる前からのお話。
- そして迎えた3月14日
もしかしたらという期待と、いやもらえるわけないという気持ちが混ざりながら朝からそわそわしていたれな。
しかし特に何もなく授業が終わり、部活も終わった。半分涙ぐみながら部活から帰った。
- あ、なんだ、あれみんなに言ってるだけでただの挨拶みたいなものか、
いやそうだよね、彼何個チョコもらってると思ってんの、みんなにあげるわけない。そうだ、何勘違いしてんだろ、あたし
れな
- 友達と別れて少ししたとき、後ろから名前を呼ばれた
振り返ると永瀬廉。気絶するかと思った。
- えっ
れな
- あの、これ、お返し
廉
- 中にメアド書いてるから、もし良かったら連絡して!じゃ!
廉
- また走って角を曲がってしまった。その場に立ちすくすれな。渡された紙袋をじっくり見て、道端でガッツポーズするれな。
- やばい、、、、
れな
- そのまま走って家まで帰った