終・匿名さんとの遭遇
言い忘れてましたが一次創作です。もう二度とハルさんの前に姿現せませんね、匿名さん?
- なあ最近匿名サンってのが流行ってんだろ?オレも会ってみてーなー
宙宇一
- 別に流行ってるわけじゃないよ
タダのウザ絡み男だよ?
しかも変な宗教に勧誘してくるし、絶対ロクな奴じゃないって
ハル
- でもオレ達直接会話した事ねーじゃん?
誤解が解けるかもしれねえぞ
宙宇一
- まず解く必要ないよn…
ハル
- じゃあ呼んでみるね
甚介
- ちょちょちょちょ甚ちゃん⁈
ハル
- こんばんはー。気軽に声かけてね。
匿名さん
- おう、気さくな人じゃねえか。まずお前はちょっとした一面だけで人の人格を決め付けるきらいがあるんだよ。人はそんな単純じゃねーって。
いやあどうも、この前は弟がお世話になったみたいで。
宙宇一
- やっぱり腐女子は、兄よりも弟の方が萌えるのかな。
匿名さん
- え、ええええ⁈
宙宇一
- 会社やクラスにいる可愛い子が意外と腐女子かもしれないよ。
匿名さん
- ほらぁこうやって爆弾ブッ込んでくるんだから
ハル
- それはいいですね
匿名さん
- よかねーよ◯。ったく勘違いしないでよね?
ハル
- ◯がいいですよねえ
匿名さん
- あ、ああ!男はみんな◯だみたいな、そゆことだよな!
いやでも誤解されたままでもアレだから釈明させて頂くとオレ達兄弟なんすよ!いや、似てないなあって思われてもしょうがないのはよく理解してるんですけどね?そういうのじゃないんすよ‼︎
宙宇一
- 男は無口がいいですね
匿名さん
- ちょっとゆうちゃん何言ってるの…(呆)
あんたも!そういう事言うからゆうちゃんショック受けちゃったでしょ、こう見えておセンチなんだから!
ハル
- ゆうちゃんは髪が伸びるんでしょう?
匿名さん
- …え、ああ、まあ生きてますからね〜…。あの、喋りすぎてスミマセン…。
宙宇一
- 鼻が出てるんですかね?
匿名さん
- いやぁ出てないすよ?えっでてねーよなぁ⁈
宙宇一
- いすは新幹線の中央口で座ります??
匿名さん
- 鼻が高いって意味じゃない?知らんけど。
ゆうちゃんはデッカイからいつも窓側なのよねー…って中央口って何、改札?!
ハル
- 鼻は大事ですね
匿名さん
- 話題統一しろよ
ハル
- 鼻はかわいいですね
匿名さん
- 鼻も可愛いのか…
甚介
- 鼻はおかしいですよねー
匿名さん
- 甚ちゃん、メモしない
ハル
- 鼻から血を出しますか
匿名さん
- おやおや、そちらこそ鼻から出して差し上げましょうか?
ハル
- 鼻から息を出します
匿名さん
- 分かればよろしい
ハル
- はい
匿名さん
- ハル様パネェな
- 息は上手いですね
匿名さん
- アレ、何か天の声が。そーゆーのアリ〜〜?
ハル
- 息は上手いですよねー
匿名さん
- お、お前があんまり威圧的過ぎるから匿名さんがむちゃくちゃ鼻息アピールしてきてるじゃねえか…💦
宙宇一
- 好きな料理は何ですか?
匿名さん
- お、話題変えたね。甚ちゃんの握ったおにぎり〜〜!
ハル
- 料理が冷めますよねー
匿名さん
- アァ⁈冷めても美味しいものなんだよわかってないなあ。愛だよ愛。甚ちゃんの愛♡
ハル
- 料理を見せますよねー
匿名さん
- 匿名さんも一緒に夕飯食べます?
甚介
- 料理を見せるかもしれない
匿名さん
- やめてよここだけの関係で終わらせよう?
ハル
- 料理に欠かせてないかも
匿名さん
- 確かに、オレ達あまり出来ないし我が家の料理に関して甚は欠かせないよな〜。
宙宇一
- 料理は不得意です
匿名さん
- 僕は料理本と時間があれば出来るもん。多分。
ハル
- 料理本はあってるんですね。料理は得意ですね
匿名さん
- 匿名さんって時々どっちなのか分からなくなりますね
甚介
- 料理は得意ですね
匿名さん
- あっそうなんですね
甚介
- 料理は不得意か??
匿名さん
- 話聞いてたあ?
ついでに、甚ちゃんがちょっとポワワンとしてるからって舐めた態度取らないでよね。
ハル
- 料理は得意よねえ
匿名さん
- いい話題出したと思ったけどもう帰ってもらおう
- またね
匿名さん
- 料理は下手くそよねえ
匿名さん
- ……ぇ…
宙宇一
- なっ…さ、最後に捨て台詞吐いて行きやがったあのヤロ…ギルティ…
ハル
- そうかあ。頑張らなきゃなあ
甚介
- 甚ちゃんなぜ平気なの…相当なdisりだったよ今の…
ハル
- そう?料理得意な人が言うんならそうなんだって…ゆう、さっきからどこ見てるの?
甚介
- ショックのあまり虚空を見つめる事しか出来ないのよ…
ちょっとーー戻ってきてーー!(ユサユサ)
ハル
- …は
宙宇一
- おかえり
甚介
- んなことないぞ…
宙宇一
- ふぇ?
甚介
- 下手なんてこと…ないぞ…
宙宇一
- う、うん
甚介
- うん…あの、今この時点で傷付いてる人ゆうちゃんだけだからね
ハル
- 何…だと…
宙宇一
- 僕はムカついただけだから
ハル
- 甚ちゃん傷付いたってより…ポジティブに受け止めてたから
ハル
- 1人踊ってる悲しきピエロって奴じゃねえかオレ…
宙宇一
- そこまで言ってないじゃ〜んもう〜〜落ち込まないでよ〜
帰ろ、もう帰ろ、ね!
ハル
- あー、あーあーお腹すいたなあ〜甚ちゃ〜ん今日何にするー?
ハル
- まだ何も考えてない
甚介
- う、うぅ〜そうかもだけど〜
ハル
- そ、そーだー。今日は久々にゆうちゃんの炒飯食べたいかな〜〜ねー?
ハル
- そうだね
甚介
- …え、何、ほんと?
宙宇一
- ほんとほんとー
ハル
- ま、まあそう言われちゃあやるっきゃねーよな///
宙宇一
- ったくしょーがねーな〜いっちょ腕をふるってやるか〜〜
宙宇一
- しょーがねーなー
甚介
- (ふう、やれやれだぜ…)
ハル