twst オクタと過ごす冬休み⑤
オリキャラと監督生がいる4章裏側if話
- オクタと過ごす冬休み⑤
フロイド
- モストロラウンジ キッチン
フロイド
- おはようございます。
炉岐
- 炉岐さん、おはようございます。
随分お早いですね。
ジェイド
- 習慣なもので…
ジェイドさんは朝食の用意ですか?
炉岐
- はい。本日は僕の当番ですので。
昨晩はお休み出来ましたか?
ジェイド
- はい。おかげさまで、
ぐっすりでした。
炉岐
- それはそれは。良かったです。
ジェイド
- 何かお手伝いする事ありますか?
炉岐
- お客様にそのような事をさせるのは気が引けるんですが、ご好意に甘んじてもよろしいので?
ジェイド
- もちろんです。
そもそもここに置いていただく為に何かしらの対価は必要ですよね?
炉岐
- おや、随分と殊勝な心掛けで。
アズールに何か言われました?
ジェイド
- 学園長と話してる時に「対価を貰う」と仰っていたのでそういうタイプかと。
炉岐
- ふふふ、炉岐さんは本当に観察力が素晴らしいですね。
アズールが「厄介な相手」と言っていた意味が分かりました。
ジェイド
- アズールさん、そんな事言ってたんですか?
炉岐
- ええ。だからこそ逆に信頼足り得るとも。
僕は正直、貴方をここに置くことは反対だったのですが、貴方がいると面白そうなので様子見致しますね。
ジェイド
- それ、本人目の前にして言いますか…昨日の時と言い、いい性格してますねジェイドさん…
炉岐
- 褒め言葉としてとっておきますね。
ジェイド
- では、お手伝いお願いします。
ジェイド
- 分かりました。
炉岐
- 数分後
アズール
- さすが、名乗り出るだけあってお上手ですね。
ジェイド
- 家事全般は得意ですから。
ここに居る間はそういった部分で対価をお支払いしたいんですけど、問題ないですかね?
炉岐
- いいんじゃないでしょうか?
アズール次第ですが。
ジェイド
- ジェイド、コウイカちゃん、おはよ〜
フロイド
- おはようございます。炉岐さん既に起きていらしたんですね。
アズール
- おはようございます。二人とも。
ジェイド
- おはようございます。
…ってフロイドさん、ちょっと頭に顎乗せないで下さい。重いです!
炉岐
- あは♡今日も抱き心地良いね〜。
フロイド
- おやおや、すっかりフロイドの抱き枕ですね。
ジェイド
- 笑ってないで助けてください。
盛り付け終わらないじゃ無いですか。
炉岐
- フロイド、昨日も言いましたがあまり女性にそうベタベタするものじゃ無いですよ。
アズール
- ちぇ〜。そんで、コウイカちゃんは朝食の準備手伝ってくれてんだ?
フロイド
- ええ。お世話になるのに何もしないのも居心地悪いので。
炉岐
- 炉岐さんはこちらにお世話になる対価として家事をお手伝いいただけるとの事です。
ジェイド
- なんと…うちの契約者たちにも聞かせてやりたいですね。
アズール
- 分かりました。今日はそういった話もしたかったので丁度良いです。
朝食を食べながら軽く打ち合わせしましょう。
アズール
- 俺ら今年は楽できそうだね。
フロイド
- そうですね。
退屈もせずに済みそうです。
ジェイド
- 朝食出来上がりましたので、
テーブルに運びますね。
炉岐
- 僕たちも用意しましょう。
アズール
- 朝食後
アズール
- では、炉岐さんは【家事手伝い、忍術の心得】を、僕たちは【住居の提供、魔法の根幹】の交換条件という事で問題ないですね。
アズール
- はい、そちらでお願いします。
炉岐
- いやはや、本当に炉岐さんは世渡り上手なようですね。
ジェイド
- アズールと契約する前に、自分から条件持ちかける方はあまりいないですから。
ジェイド
- だからこそ、それなりの対価を要求出来るんですけどね。
今回は急な話だったので予定外の契約ですが、通貨も違いますし金品の取引は難しいと踏んでましたので問題ないです。
アズール
- 寧ろこちらとしては、通常持ち得ない知識や経験を提供頂けるのですから得しか無いです。
アズール
- ラウンジの新メニュー考案にも炉岐さんの国の料理は使えそうですしとても助かります。
ジェイド
- そこまで喜んで貰えるとはこちらも提案した甲斐があります。
知識や経験は私にも利がありますし、普通に生活出来るだけで異世界者としては有難い限りですので。
炉岐
- 話まとまったー?
こっちは片付け終わったよー
フロイド
- ありがとうございますフロイド。
ジェイド
- 条件のんで貰えて良かったね〜コウイカちゃん♪
フロイド
- そういや、昨日頼んでたヤツ届いたみたいだよ?届書来てた。
フロイド
- え、もうですか?
ジェイド
- 学園長にしては早い対応ですね…逆に怖いんですが。
アズール
- よほど楽しみなのでは?
確かにこの学園にいたら見れないでしょうし気持ちは察せますが…
ジェイド
- 結構重かったんだけど
フロイド
- 何やってんですかね、あの人は…
アズール
- 炉岐さん、コチラを貴女にお渡しします。
アズール
- え、なんですかその段ボール……
炉岐
- これからここで生活するにあたって1ヶ月ともあれば着替えなど必要かと思いまして。
学園長に送っていただきました。
アズール
- 僕たちでは考えが至らない部分もあるかと思いますので、足りない物が有りましたら言っていただければと
アズール
- え、あの、これ全部私用?有難い、ですけどいいんですか…?
学園長さんもよく承諾しましたね?
炉岐
- 全て炉岐さんの為に用意した物ですのでどうぞ。
ただ、一つ頼まれて欲しいのです。
ジェイド
- やっぱり対価あるんですね…なんか逆に安心しました
炉岐
- これが俺たちのやり方だし?
そんなことより中、開けてみて?
フロイド
- はい、はい……って、何これ……
炉岐
- うわ、ごちゃごちゃいっぱい入ってんね。学園長こんなの趣味なんだ
フロイド
- これは、これは…
メイド服にチャイナドレス、バニーガールに着物、と…随分と購入されたみたいですね
ジェイド
- どうやら小物まで揃ってる様で…
ああ、良かった。頼んでいた普段着や運動着、寝間着などもきちんと有りますね。
アズール
- あの、嫌な予感がするんですが、まさかこれ全部着ろと…?
炉岐
- 察しが良いですね。
学園長が「どうせなら可愛らしい服を着ている姿を写真で送って下さい!」と意気揚々と仰っておりまして。
ジェイド
- まさかこんなに送ってくるとは僕も予想外でしたが約束してしまったものは仕方ありません、覚悟して付き合って下さい。
アズール
- コウイカちゃんがんば♪
フロイド
- くぅ…服と引き換えに羞恥心が引き換えとは予想外だ……
炉岐
- コスプレ撮影会が行われた
炉岐