みんなの為の相談部
東方のキャラとオリジナルのキャラが出ます。
- 序章
- 私は霊夢。東方中学校の2年。
- おはようございます!
博麗 霊夢
- おはよう霊夢!
霧雨 魔理沙
- 危ないわね、もうすぐ遅刻するところよ。
花咲 ルナ
- なぁ、私ら部活に入ってないだろ?担任に部活には入っとけって言われてるんだ。
霧雨 魔理沙
- そうね、でも私たちの学校は強制部活じゃないでしょ?
博麗 霊夢
- それが、来年から強制部活になるんだよ。
霧雨 魔理沙
- ただの噂じゃないの?
花咲 ルナ
- それが、担任がさっきの話と一緒に話してくれたんだよ。
霧雨 魔理沙
- いきなり強制部活を始めるから部活の競争なる前に目星をつけておけよって言われたんだ。
霧雨 魔理沙
- や、やばいわね。
博麗 霊夢
- そんなに言うほどかしら?
花咲 ルナ
- だって、どこにも入れそうなところがないから部活に入ってないのに、強制部活なんてされたら…
博麗 霊夢
- されたら?
花咲 ルナ
- 絶対ハブられる!
博麗 霊夢
- そんなことかよ!お前はみんなとすぐ仲良くなれるタイプだから全然大丈夫だろ。
霧雨 魔理沙
- まぁ確かに霊夢みたいな心配はあるわね。
花咲 ルナ
- そんな話をしていたら、魔理沙が得意げな顔をして話し始めた。
- だったら、私らで部活を作ってしまおうぜ!
霧雨 魔理沙
- え?
花咲 ルナ
- え?
博麗 霊夢
- そりゃ驚くのは無理もない。
- この学校では"ある"部活を除いて、先生が部活を作っているのだ。
- でも魔理沙…そんなことしたら確実にバッシングされるわよ。
花咲 ルナ
- 確かにそんなに簡単に作れるなら誰も先生が作った部活に入らないわよ。
博麗 霊夢
- まぁあの部活の…いじめ部の存在もあるしな…
霧雨 魔理沙
- "いじめ部"。本当の名前は「学校環境改善部」。
- 有名な会社の社長の子供、レミリア・スカーレットが部長の悪名高い部活。
- なぜいじめ部と呼ばれているのか、それはレミリアたちが環境改善と言いつつ気に入らない奴をいじめるからだ。
- なぜそれで先生が止めないのかと言うと、レミリアの会社の社長がこの学校に関わっているからである。いじめ部のことで何か報告しようものならレミリアに工作される。
- いじめ部のせいで余計にバッシングされるんじゃないかしら…
花咲 ルナ
- だからこそだ!だから私はいじめ部を潰すための部活を作る!
霧雨 魔理沙
- 魔理沙の行動力は中々なものだと思った。
- でも、そう簡単に行くわけが無い。そして、こう言う時は私が巻き込まれる。
- 名付けて、"いじめから学校を救う部"を作るぜ!
霧雨 魔理沙
- 魔理沙の高らかな宣言を聞いたクラスのみんなは驚いて最初は何もしゃべっていなかったが、数秒たつと笑顔で叫んだり拍手したりしていた。
- なぁ、霊夢とルナも入ってくれないか?あまりにも人数が少ないと部活を作れないんだ。
霧雨 魔理沙
- 仕方ないわね。入ってあげるわよ。
博麗 霊夢
- えぇ。入ったからには活躍させてもらうわよ。
花咲 ルナ
- 私たちが部活に入ることを答えると、クラスの何人かが部活に入りたいと言っていた。
- みんな聞いてくれ!いじめ部に入ってるやつらにはこの部活のことは伝えないでくれよ!
霧雨 魔理沙
- 「もっちろん!」
- 「任せろ!いじめ部に情報は掴ませないぞ!」
- このクラスでいじめ部に入っているやつらはきていなかったので助かった。
- みんなが賛同してくれた。やっぱりみんな見てられないくらい嫌だったんだな。
- 続く