日韓転移物語♯2
いよいよ学校生活スタート
- ♯2「遅刻」
- 屋上
- あの野郎!
イ・ミナ
- 私の電話番号ブロックしやがった!!
イ・ミナ
- 壁に勢いよく蹴る
- ふぅ...
イ・ミナ
- おいおい。そんなに壁を蹴ってりゃ壊れちまうぞ?
ソン・スンヨン
- 大丈夫、大丈夫
イ・ミナ
- 壊れたとしても弁償はソヒョンにさせればいい
イ・ミナ
- あいつ金持ちだし
イ・ミナ
- ソヒョン...タダじゃおかねぇぞ
イ・ミナ
- ソヒョン視点
- .....お!
キム・ソヒョン
- ここが学校か
キム・ソヒョン
- こいつと(ソヒョン)体が入れ替わったとして、記憶が無いのならヤバかったが
キム・ソヒョン
- 何とか学校まで来れたな
キム・ソヒョン
- しかし...韓国の生活なんて慣れるかな...
キム・ソヒョン
- その時、周りがザワつきだす
- (なんだ?周りがやけにザワついてるな)
キム・ソヒョン
- おい、ソヒョン。随分とあんた生意気になったわね
イ・ミナ
- ゆっくりとソヒョンの方に歩いてくる
- (誰だこいつ)
キム・ソヒョン
- 何か言うことあるでしょ?
ソン・スンヨン
- 電話番号。なんでブロックしたの?
イ・ミナ
- .....
キム・ソヒョン
- フッ
キム・ソヒョン
- 何笑ってんの?
イ・ミナ
- あんたナメてるんでしょ
ソン・スンヨン
- (こいつらが電話の相手か)
キム・ソヒョン
- (^ω^)ニッ
キム・ソヒョン
- お前ら俺を案内しろ😁
キム・ソヒョン
- その時イ・ミナが少しキレる
- はぁ....??
イ・ミナ
- 何よその態度!
イ・ミナ
- 金持ちだからってそんなに偉いんか?
ソン・スンヨン
- 俺は金なんか持っちゃ...
キム・ソヒョン
- (あ、そうか俺はこの女と体と入れ替わってる事忘れてた)
キム・ソヒョン
- そしてソヒョンの目の前でタバコを吸い始める
- そしてわざと煙をソヒョンに浴びせる
- あんたタバコ嫌いなんでしょ。ほら、もっと吸えw
イ・ミナ
- ハハハハ!
ソン・スンヨン
- ざまぁw
ソン・スンヨン
- お!タバコ持ってんのか。いいもん吸ってんな。1本俺にくれよ😁
キム・ソヒョン
- 💢
イ・ミナ
- 💢
ソン・スンヨン
- (何よコイツ...本当におかしくなっちまったのか?)
イ・ミナ
- (いつものソヒョンと違う...)
ソン・スンヨン
- 1本くれって😁
キム・ソヒョン
- もう我慢できない...!
イ・ミナ
- ついてこい!
イ・ミナ
- ほら!
ソン・スンヨン
- スンヨンがソヒョンの腕を掴む
- おい、どこに連れていくんだ?
キム・ソヒョン
- 体育館
- さーて、ボコボコにしてあげましょ
イ・ミナ
- そうね。その綺麗な肌、今から傷ついちまうよ?w
ソン・スンヨン
- たく...女は口数が多いいな
キム・ソヒョン
- (一応正当防衛なんだし、殴られるよりかは...)
キム・ソヒョン
- その生意気な口...すぐに黙ら...
イ・ミナ
- ペち!ぺち!
- ソヒョンが2人のおでこにデコピンをする
- あ....
イ・ミナ
- キャ.....
ソン・スンヨン
- ドサッ
- 女相手だし、力加減ムズいな〜。しかしこの程度で倒れるこいつらも異常だが...
キム・ソヒョン
- あっ
キム・ソヒョン
- 教室行かねぇと...
キム・ソヒョン
- 教室
- へ〜。教室の雰囲気は日本と変わらないな
キム・ソヒョン
- えっと...俺の席はどこだ?
キム・ソヒョン
- ソヒョン...さっき大丈夫だった?
パク・テヨン
- うわ!?
キム・ソヒョン
- ビックリした...
キム・ソヒョン
- (めっちゃオーバーリアクション...)
パク・テヨン
- その...あの2人に何かされなかった?
パク・テヨン
- あーそうだな...
キム・ソヒョン
- (こいつもしかしてこの体のダチ?それとも彼氏?)
キム・ソヒョン
- 特に何も無かったよ
キム・ソヒョン
- そっか...なら良かった
パク・テヨン
- あのさ。俺達ってダチなんか?
キム・ソヒョン
- え?
パク・テヨン
- ただ心配しに来てくれただけ?
キム・ソヒョン
- いや...いつも2人で話してるじゃないか
パク・テヨン
- ならダチか。悪ぃ悪ぃ。少し物忘れが激しくてよ(?)
キム・ソヒョン
- そ...そうか
パク・テヨン
- (何か様子が変だ)
パク・テヨン
- (こいつの名札...パク...テヨン...って書いてある)
キム・ソヒョン
- もうすぐ時間だし、早く準備した方がいいよ
パク・テヨン
- あ、確かにそうだな
キム・ソヒョン
- そんな事よりさ
キム・ソヒョン
- ん?どうしたの?
パク・テヨン
- 俺の席教えてくんない?
キム・ソヒョン
- え!?
パク・テヨン
- だから言ったろ。物忘れが激しいって
キム・ソヒョン
- あの窓際の席だよ
パク・テヨン
- サンキュー👍
キム・ソヒョン
- 3分後
- (何とか遅刻は回避できたな)
キム・ソヒョン
- (席が窓際は悪くない)
キム・ソヒョン
- (とりま早く終わんないかな...)
キム・ソヒョン
- ガラガラ
- ん?
キム・ソヒョン
- (`_´)ハァ...ハァ...
イ・ミナ
- (`_´)ハァ...ハァ...
ソン・スンヨン
- 珍しく遅刻してる...
パク・テヨン
- 何かあったのかな?ソヒョンは何か知ってる?
パク・テヨン
- え?あ〜いや...
キム・ソヒョン
- 普通に寝坊じゃね?
キム・ソヒョン
- だよね(笑)
パク・テヨン
- (まじかよ...あいつ同じクラスだったのか...)
キム・ソヒョン
- ピッピッ(メールを送る)
イ・ミナ
- ブーブー(メールが届く)
- お、メールだ
キム・ソヒョン
- ソヒョンがメールを見る
- メール「覚えてろ」
- (めんどくせぇ...)
キム・ソヒョン
- ガラガラ
- はーいみんな席について。全員揃ってるか?
先生
- あとそこの2人遅れてるの見てたけど何かあったのか?
先生
- .....
イ・ミナ
- .....
ソン・スンヨン
- ね...寝坊です...
イ・ミナ
- 右に同じく
ソン・スンヨン
- そっか、珍しいな
先生
- 2人とも早く席につきなさい
先生
- 今から社会の授業を始める
先生
- 次回続く