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ひとり劇場

砂原×彩 110番ver.4 探偵チームKZ

ver.1から読んでいただけると嬉しいです

立花彩
あの日も、今日と同じような天気だった。
立花彩
夕方は晴れていて、西の空では、あの頃の私達と同じような宵の明星が輝いていた。
立花彩
その時はなんの話をしてたんだっけ。
立花彩
そうだ、私の5人の友達の話だった。
立花彩
「あのね、砂原、探偵チームのの事なんだけど…。」
立花彩
仲良くなり始めたから、お互いに、名字呼び捨てで呼んでたんだっけ。
立花彩
「砂原、探偵チーム入らない?」
立花彩
私がそう言った後、彼は少し驚いた後にこう言った。
砂原翔
「いや、俺?無理だよ。俺がそのチームに入ったら、足手纏いになるからさ」
立花彩
「そんなことないよ。砂原は、その…頭の回転が早くて、周りのことをちゃんと見れてて…だから、チームのみんなも喜んで歓迎してくれると思うよ!」
立花彩
私がそういうと、彼は照れたように微笑んで
砂原翔
「そうかな。俺、立花にはそう見えてたんだな。 俺さ、今まで、周りの人失ってばっかで、人に褒められたことあんまなかったから……いま、すっげえ嬉しい。」
立花彩
「じゃあ、入ってくれる?私もすごく嬉しい!」
砂原翔
「もし、若武達が良いっていうなら入り…」
立花彩
その次の瞬間、
立花彩
ドンッ
立花彩
と、鈍く、低く、聞いたことの無いような音が彼の言葉が途切れるのを待っていたかのように辺りに鳴り響いた。

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投稿日時:2021-01-27 22:24
投稿者:れいは
閲覧数:32

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