『花鳥風月』〜実力〜
No.11 麗華の強さと雷鳴の強さ、天地の差が…何故そこまでに離れてしまったのか…
- 『花鳥風月』
〜実力〜
- うぅ・・・
我妻 雷鳴
- !?
伊黒 愛藍
- 起きた!!
伊黒 愛藍
- だ、大丈夫?
伊黒 愛音
- 無理して起きなくても
伊黒 愛音
- 寝てていいんだよ😰
伊黒 愛音
- いや、大丈夫
我妻 雷鳴
- ・・・
我妻 雷鳴
- (また寝るなんてできるか
この状況で)
我妻 雷鳴
- 今どーなってんだ?
我妻 雷鳴
- (鬼がいるはずなのに
最終選別のはずなのに)
我妻 雷鳴
- 最終選別にきていた
全員が集合しキャンプファイヤー
みたいに火を囲んで盛り上がっている
- 皆、楽しそうだ
我妻 雷鳴
- あ!
伊黒 愛藍
- これね!
伊黒 愛藍
- って!こんなことしている
場合じゃないだろ!
我妻 雷鳴
- 鬼を倒しにきたんだろ!
我妻 雷鳴
- 生半可な気持ちじゃ立派な
鬼殺の剣士になれないぞ!
(ただでさえ俺は、
鬼を倒せなかったのに!)
我妻 雷鳴
- っつー
我妻 雷鳴
- (痛い…こんなの我慢しろ!)
我妻 雷鳴
- ほらー
伊黒 愛音
- 言わんこっちゃない
伊黒 愛音
- 起きたんですね!
冨岡 アゲハ
- 良かったです
冨岡 アゲハ
- でもまだ安静にしておいてください
冨岡 アゲハ
- 急所を刺されているうえに
傷が治りにくい
冨岡 アゲハ
- 安静にしておかないと
傷口が塞がらす、
今度こそ大量出血で
死んでしまいますよ
冨岡 アゲハ
- そうよ!
伊黒 愛藍
- 一回死にかけたんだから
伊黒 愛藍
- 猪突猛進!!!
嘴平 翔瑛
- お、おきたんだな!
嘴平 翔瑛
- どうだった?
伊黒 愛音
- 全くいねーぜ
嘴平 翔瑛
- あいつほんとに何もんだ?
嘴平 翔瑛
- 本当に凄いよね
伊黒 愛藍
- ?
我妻 雷鳴
- 何がいないんだ?
我妻 雷鳴
- 鬼よ
伊黒 愛音
- 一匹もいなくなったの
伊黒 愛音
- でも、元から少なかったから・・・
我妻 雷鳴
- いや違うのよ(;´∀`)
伊黒 愛藍
- 最初から麗華がほとんど
倒してしまったから
私達が巡り会わなかっただけ
伊黒 愛藍
- 一人で全て倒してしまったの
伊黒 愛音
- この山の全ての鬼を
伊黒 愛音
- ・・・
(そーいえば、
俺を助けてくれたのも…)
我妻 雷鳴
- どこ見て回ってもいやがらねぇ
嘴平 翔瑛
- 本当に全部倒したんだよあいつは
嘴平 翔瑛
- あ!
伊黒 愛藍
- 噂をしてたら帰って来たよ(^o^)
伊黒 愛藍
- !?
竈門 麗華
- らいにーちゃん!!!
竈門 麗華
- 起きたんだ!
竈門 麗華
- あれから2日も寝てたんだよ!
竈門 麗華
- そうなのか?
(嘘だろ…)
我妻 雷鳴
- うんうん!
竈門 麗華
- 心配したんだから!
竈門 麗華
- 今、何日目だ?
我妻 雷鳴
- 4日目だよ
伊黒 愛藍
- (もうそんなに・・・)
我妻 雷鳴
- (あぁ、何も出来なかった)
我妻 雷鳴
- (俺には何も実力が
無かったんだな)
我妻 雷鳴
- (俺の今までの努力は
なんだったんだ)
我妻 雷鳴
- (麗華がいなければ死んでいた)
我妻 雷鳴
- (俺はこのまま隊士になるのか?)
我妻 雷鳴
- (なったところで人を
守れるのかよ)
我妻 雷鳴
- (俺は柱のれっきとした
継子なのに…)
我妻 雷鳴
- ハァ━(-д-;)━ァ...
我妻 雷鳴
- ・・・(雷鳴さん、凄く表情が暗い
大丈夫かしら)
冨岡 アゲハ
- 〜To Be Continue〜