『花鳥風月』〜しきたり〜
No.6 麗華もいよいよ継子になれる!と思ったら、まさか!
- 『花鳥風月』
〜しきたり〜
- 次の日
- 麗華!
竈門 炭治郎
- 起きろ〰!
竈門 炭治郎
- ん~・・・
竈門 麗華
- ほら!
栗花落(竈門)カナヲ
- 麗華!
栗花落(竈門)カナヲ
- 稽古でしょ!
栗花落(竈門)カナヲ
- ( ゚д゚)ハッ!
竈門 麗華
- お、おはようございます!!!!!!!!!!
竈門 麗華
- 今日からよろしくお願いします!
竈門 麗華
- (●´ω`●)おはよう
竈門 炭治郎
- じゃ着替えたら庭に来なさい。
竈門 炭治郎
- 待ってるからね
栗花落(竈門)カナヲ
- うん!
竈門 麗華
- 着替え終わり、庭にて
- よろしくお願いします!
竈門 麗華
- うん!
竈門 炭治郎
- その意気込みだよ
麗華
竈門 炭治郎
- まず、ルールがあるからそれをしっかり聞いて守ること
竈門 炭治郎
- 一つ目、稽古をつけているときは例え親であろうと『師範』と呼び敬語を使うこと。
竈門 炭治郎
- 二つ目、一度決めたことから逃げ出さないこと。
栗花落(竈門)カナヲ
- 三つ目、赤の他人だろうが自分の命を犠牲にしてでも守ること
竈門 炭治郎
- 四つ目、決して鬼にならないこと
今の境遇から逃れたくて鬼になってしまう方もいますが、それでは取り返しのつかないことになります。きつくて逃げ出したいときは言って下さい。強制参加させるつもりはありません。
栗花落(竈門)カナヲ
- この四つよ
栗花落(竈門)カナヲ
- 簡単そうだけど一度道を踏み外すとどんどん守れなくなっていく…絶対守ってね
栗花落(竈門)カナヲ
- そうだ…必ず守ること
竈門 炭治郎
- はい!師範!
竈門 麗華
- でも、母さんと父さんのどちらが私の師範なのですか?
竈門 麗華
- 俺とカナヲ
竈門 炭治郎
- 両方だよ
竈門 炭治郎
- アゲハちゃんと愛音ちゃん、愛藍ちゃんと同じだよ
竈門 炭治郎
- わかりました!
竈門 麗華
- (●´ω`●)
栗花落(竈門)カナヲ
- じゃあまずは体力づくりからかな
栗花落(竈門)カナヲ
- 麗華ついてきなさい
竈門 炭治郎
- はい!
竈門 麗華
- 屋敷の裏の山の頂上に着いた
- 着いたよ
竈門 炭治郎
- 今からこの山の頂上から麓まで自力で降りて来なさい。
栗花落(竈門)カナヲ
- しかし待つのは夜明けまで
竈門 炭治郎
- もし時間内に降りて来られたらこれからも稽古を続けます。
栗花落(竈門)カナヲ
- もし降りて来られなかったもしくは間に合わなかったら稽古は終了だ
竈門 炭治郎
- 麗華には『向いていない』と判断し継子は辞めてもらう
栗花落(竈門)カナヲ
- いいな?
竈門 炭治郎
- え!
竈門 麗華
- うちはそういう
しきたりがあるんだよ
竈門 炭治郎
- (゚A゚;)ゴクリ
竈門 麗華
- わかりました。
竈門 麗華
- 全力で頑張ります!
竈門 麗華
- (・∀・)イイゾ!!その調子だ!
竈門 炭治郎
- 検討を祈るわ
栗花落(竈門)カナヲ
- 霧にまぎれて消える
- !?
竈門 麗華
- 居なくなった・・・
竈門 麗華
- ~屋敷にて~
- 麗華大丈夫かな?
栗花落(竈門)カナヲ
- 大丈夫だと思うよ
竈門 炭治郎
- だといいけど
栗花落(竈門)カナヲ
- ・・・
竈門 炭治郎
- 自分の子供だからって甘やかすことは決してしてはいけない。
例え稽古のせいで死にそうになったとしても
竈門 炭治郎
- それが麗華のためなんだ
竈門 炭治郎
- そうだね・・・
栗花落(竈門)カナヲ
- 〜To Be Continue〜