ちょっと怖いBL
タイトル通りあまり怖くないです。
- ごめん、今話いい?
祐馬
- ん?どした?全然いいよ
良樹
- なんかさ、さっきから誰かにつけられてる感じがする
祐馬
- まじ?たまたまじゃないの?
良樹
- 違う、学校の最寄りの駅からずっとつけられてる。
祐馬
- まじで怖い
祐馬
- 男?女?
良樹
- 多分男
祐馬
- まじか、その男以外誰かいないの?
良樹
- いない
祐馬
- 最寄りから家までは人気がない
祐馬
- ねえ、本当に怖い
祐馬
- 落ち着けって、とりあえず近くにコンビニとかないのか?
良樹
- ねぇよ
祐馬
- そっか....
良樹
- てか、前からあったんだよ
ずっとつけられてる感じとか、視線が。
祐馬
- まじで?
でも気のせいだよ。気にしすぎだって
良樹
- 良樹、お前友達だよな?
なんでそんな冷たいこと言えんだよ。
もしかして、俺が嘘ついてると思ってんの?
祐馬
- そういうことじゃねぇって
お前のことは信じてるし、心配してるよ。
でも、たまたま後ろにいるだけかもしれないぞ?
お前の言ってる前からつけられてるっていうのも
良樹
- ....分かった。
ごめん、確かにそうだよな。
お前に当てつけてるのもおかしかった。
祐馬
良樹