花女現三年生たちのお茶会
お茶会してなくてごめんなさい
- とある週末のファミレスにて
彩
- 遅れてごめんなさい
千聖
- 大丈夫だよ千聖ちゃん!
彩
- お疲れ様です白鷺さん
紗夜
- コーヒーで良かったよね?
花音
- わ、私、持って来ますね!
燐子
- ありがとね燐子ちゃん
千聖
- 全員が席についた後
千聖
- さて、それでは本題に入りましょうか
紗夜
- 私は何も聞かされてないけど、何するの?
千聖
- 私も知らないです
紗夜
- 実は元々、燐子ちゃんと花音ちゃんと私の三人でお茶する予定だったんだけどね?
彩
- どうせなら花女の三年生で集まろうってなったんだよね
花音
- あまり...皆さんで集まることってなかったので
燐子
- それで私たちが呼ばれたんですか
紗夜
- 呼ばれた理由はわかったけど、具体的に何をするの?
千聖
- 雑談とか?
彩
- 何話そう?
花音
- お...お題とか決めたらいいんじゃないでしょうか?
燐子
- じゃあ、この場の誰かに質問したいこととかは?
彩
- 質問・・・ですか?
紗夜
- 面白そうね、私も聞きたいことはあるからお題はそれでやりましょ?
千聖
- 順番はどうしますか?
紗夜
- そこら辺は適当にしようよ
彩
- わ、私からしていいかな?
花音
- 大丈夫よ花音
千聖
- (正直、花音の質問が一番怖いのよね、色々愚痴を聞いてもらってるし答えにくい質問が来たらどうしようかしら・・・。)
千聖
- (・・・ハッ!何か、白鷺さんが考え込んでいる?)
紗夜
- (困ってたら、フォロー出来るようにしましょう)
紗夜
- えっと・・・千聖ちゃん!
花音
- 何かしら?
千聖
- 千聖ちゃんって三年になってから身長伸びたの?
花音
- ()
千聖
- ぅええッ!?
彩
- こ・・・この質問は・・・。
燐子
- (・・・これはフォローできませんね)
紗夜
- ・・・ねぇ花音?
もう一度聞いてもいいかしら?
千聖
- ふ、ふえぇ・・・か、顔が怖いよ千聖t(
花音
- 何か言ったかしら?(ニコォ♪)
千聖
- ひいいいいッ!!
彩
- (がたがたがたがたがたがたがたがたがたがたがたがたがたがたがた)
燐子
- 丸山さん怖がり過ぎです!
白金さんもそんなに震えないでください!
紗夜
- (何か白鷺さんから酷く濁ってるオーラが出ているのは気のせいでしょうか?)
紗夜
- ううっ・・・じゃ、じゃあもう一度言うね
花音
- 身長伸びた?
花音
- ウガアアアアアアアアアッ!!
千聖
- し、白鷺さん!声がUndertaleのアンダインみたいになってます!
燐子
- それは言っちゃダメだよ燐子ちゃん!
彩
- (Undertale・・・?それもゲームなのかしら?)
紗夜
- ・・・
千聖
- ・・・ち、千聖ちゃん?
花音
- フフッ、フフフフフフフフフ♪
千聖
- 千聖ちゃん?
彩
- 伸びてないわよ!二年のときからずっと変わってないわよ!
千聖
- ちょっ、白鷺さん!
店内で大声で叫ばないでください!
紗夜
- 紗夜ちゃんにはこの気持ちはわからないでしょう!
千聖
- だって私っ!Afterglowのメンバー全員より背が低いのよ!?
千聖
- えっ
紗夜
- ・・・そうなんですか?
燐子
- し、知らなかった
彩
- ご、ごめんね千聖ちゃん・・・。
花音
- ごめんと思ってるならその身長4cm削りなさい!
千聖
- む、無理だよぉ・・・。
花音
- (このままでは収集がつかない・・・。かくなる上は!)
紗夜
- 丸山さん!
紗夜
- ど、どうしたの紗夜ちゃん!
彩
- 白鷺さんを思い切り罵倒してください
紗夜
- ば、罵倒って、本気で言ってるの!?
彩
- このままでは店にも迷惑がかかります、そうなる前に!
紗夜
- え、ええっと・・・。
彩
- (氷川さんと丸山さんが何か話してる?)
燐子
- 〜〜少女説教中〜〜
千聖
- 〜〜少女猛謝罪中〜〜
花音
- (もう二人に頼ろう・・・。)
燐子
- (これは私には止められない・・・。)
燐子
- ち、千聖ちゃん!
彩
- 何?
千聖
- そ、その説教の仕方、お母さんぽくて嫌い!
彩
- !?Σ(゚д゚lll)
千聖
- (な、なんか顔文字が見えた・・・。)
花音
- (ガラスの仮面みたいな白目に・・・。)
燐子
- (思った以上に効果あったわね)
紗夜
- ・・・
千聖
- こ、ここは店の中だから迷惑かけちゃダメだよ!
彩
- ・・・そうね、ごめんなさい
千聖
- 千聖ちゃんごめんね?
花音
- いいのよ、悪いのは私だから
千聖
- 落ち着いてくれて良かったです
紗夜
- みんな、ごめんなさい
千聖
- 大丈夫です
燐子
- 程々にね?
彩
- ええ・・・気をつけるわ
千聖
- あっ・・・いつの間にか、外暗くなっちゃったね
花音
- いい時間ですし帰りましょうか
紗夜
- 結局、質問出来なかったなぁ
彩
- またの機会にしましょう
千聖
- 皆さん、来週末はどうでしょうか?
燐子
- 大丈夫です。練習も休みですし
紗夜
- 私も大丈夫だよ!
じゃあ、同じ時間にここでね!
彩
- わかったわ、何かあれば連絡するわね
千聖
- それじゃあ帰ろっか♪
花音
- 別の席にて
美咲
- え、エラいものを見てしまった
美咲
- この事・・・黙っておいた方がいいよね
美咲