うちの事務所の日常「憧れの人」
モバマス妄想日常。普段話せてるのに話せなくなるパターン
- お疲れ奏、今日のレッスンはいつもの慶ちゃんじゃなくて明さんにお願いしたけどどうだった?
P
- お疲れ様、プロデューサー
難しかったわ、身体は動くのに思うように動かせなくてすごくモヤモヤする感じ、かしら
速水奏
- 慶さんには基礎体力を重点的に見てもらってたもんなぁ、表現のレッスンは初体験みたいなもんか
P
- そうね、初体験だったわ…
責任取ってよね、プロデューサー
速水奏
- 仕方ないな、責任取って奏に先輩をつけてやろう
P
- どういうこと?
速水奏
- のあさんと千秋、奏はどっちと組みたい?
P
- こういうのって私の一存で決めていいのかしら?
普通は先輩とプロデューサーが決めるものだと思うけど?
速水奏
- おう、決めてるぞ
最終確認みたいなもんだからな、どっちを選ぶかは分かるくらいには奏を見てるつもりだよ
P
- あら、告白みたいね、その台詞
誰彼構わず言っちゃダメよ?
速水奏
- そこまでませてるのは奏だけだっつの!
で、どっちよ?
P
- ふふっ、そうかしら…ね?
のあさんにお願いするわ、あの人に憧れてるのは事実だもの
速水奏
- そっか、わかった
んじゃのあさんここに呼ぶぞ?
P
- えぇ、どうぞ
速水奏
- んじゃ俺仕事戻るからちゃんと頼めよー
P
- 高峯のあが参加しました
P
- え?
速水奏
- お疲れ様、プロデューサーと奏ね…
何か…?
高峯のあ
- のあさんお疲れ様です
速水奏
- プロデューサーは…取り込み中ね
高峯のあ
- 奏、何か聞いている?
高峯のあ
- えっと、プロデューサーは仕事戻るって…
速水奏
- そう…では奏が私に用事があるということね…
いいわ、話しなさい
高峯のあ
- ごめんなさい、少し時間を貰ってもいいですか
速水奏
- ?
いいわ、私は待つ…貴方の精神が何かを決めるまで…
高峯のあ
- お待たせしました
のあさんにお願いがあります
速水奏
- 存外に早かったわね…まだ10分経った程度よ
言ってみなさい
高峯のあ
- 私、今日初めて明さんのレッスンを受けたんですが、上手くいかなくて…
都合のいい時でいいので私のレッスン見てくれませんか?
速水奏
- そういうことね…プロデューサー…
いいわ、奏…その願い、聞き届ける…
高峯のあ
- ありがとうございます!
よろしくお願いします!
速水奏
- けれど奏…プロデューサーの示した道はそこではないはず…
言ってみなさい、ありのままに
高峯のあ
- えっ…プロデューサーはのあさんに組んでもらえるようにお願いしろって…まさか、そういうこと!?
速水奏
- そろそろ出てきなさい、プロデューサー
十分に楽しんだでしょう
高峯のあ
- あー…ちょっとした齟齬が発生したみたいでですね?
P
- 奏は勇気を示した…
次は貴方よ
高峯のあ
- 全面的に俺が悪い、言葉足らずだったな…
すまない、奏
P
- ……いいわ
速水奏
- のあさん…私の心、魅せます!
私とユニット組んでください!
速水奏
- その精神と台詞…目前で見たかったわね…
その提案、受けるわ
高峯のあ
- ありがとうございます!
よろしくお願いします!
速水奏
- 悪趣味ね、プロデューサー
手腕と才能は認めるけれど
高峯のあ
- 本当にすみませんでした、お二方
P
- あとは奏…貴方も私に慣れなさい
パートナーに形式的な気遣いは無用よ
今すぐでなくてもいい、貴方自身の言葉を…
高峯のあ
- はい!頑張ります!
速水奏
- 明日改めてユニットの打ち合わせしましょうか、2人とも丸1日開けてるはずなんでゆっくりいきましょう
P
- あら、反省してるのかしら
速水奏
- プロデューサーの処遇も、ゆっくり話し合いましょう
高峯のあ
- お手柔らかにお願いします…
P