卓上特異点 チュートリアル 序
これはFGOを元にしたTRPG 卓上特異点サイコロオーダーのルールをそれとなく説明するリプレイ風会話劇です。口調迷子。サーヴァント空気、いろいろぶっとんでますがそれでも良ければお付き合いください。
- 某日 カルデア内。
ブリーフィングルームに数人の職員と 二人のマスター、それに従うサーヴァントの姿があった。
藤丸ポポポの中身
- 「…わかりました、今日はよろしくお願いします。」
ペコリと丁寧に頭を下げる。
水鶴瓶 時雨
- 「了解っす、それまではのんびりしてていいっすか?」
頭の後ろで腕を組んで軽く構えてるっす。
ラフ・オヒュカウス
- 「あはは、ほどほどにね。サーヴァントのお二方も 不馴れなマスターをサポートしてあげてほしい、お願いするよ。」
と モブ職員は二人の緊張をほぐそうと気さくに話しかけるよ。
NPC
- 「ええ、お任せください。」
トリスタン
- 「もしものことがあっても彼らだけは生きて返すと約束するよ。」
アスクレピオス
- 「…もしもになる前に頼むよ。」
苦笑い混じりに
水鶴瓶 時雨
- 「ははっ、違いねえ!」
ラフ・オヒュカウス
- …至極適当なPC紹介
NPC
- 不安そうな顔をしているのがミツルベ シグレ。昔大陸から日本に流れついた下り坂の旧い家の末裔。
何度かシミュレーション経験はあるらしいが それでも慣れないのだろう。
水鶴瓶 時雨
- シグレの後ろに控えるのは 円卓の騎士 アーチャーのトリスタン。
通常の聖杯戦争と違いマスター1人 サーヴァント1人という制限はないが、やはり初めて召喚に応じてくれたサーヴァントは 互いに意識するのだろうか。
トリスタン
- 一方、前者とはうって代わりひたすら能天気に見える男はラフ・オヒュカウス。
所謂ドーピングで魔術使いになった、異端も異端なマスター。…腕は良いらしいが。
ラフ・オヒュカウス
- そして一番自由に三人の回りを彷徨いているのが、ギリシャの医学神ともされる アスクレピオス。
物腰柔らかく穏和だが ラフに影響されてか 現世にそまりだしているとかどうとか…。
アスクレピオス
- 「じゃあ時間通りにシミュレーションルームに来てね、本番前の肩慣らしをしてもらうから。」
NPC
- 「はーい。 っと先輩、お手柔らかにたのんますよ?」
ラフ・オヒュカウス
- 「シュミレーションの訓練だけじゃあないと思うけど、何があるかわからないからね」
水鶴瓶 時雨
- 各々マイルームや食堂で過ごし 腕時計型の通信機が鳴き出した。いろんな人からの いってらっしゃい。
マスターたちはサーヴァントを引き連れ シュミレーションルームへ向かった。
NPC
- 「シュミレーション…聖杯の知識ではしってるけど、実物に来てみると なかなかだね。」とキョロキョロしようか
アスクレピオス
- 「たまには体を動かしませんと、ともいいますし。
…ですがマスター、どうか無理はなさらぬよう。」
トリスタン
- 「うん、分かってるよ ありがとう。」と笑い返す
水鶴瓶 時雨
- 時雨とラフの携帯通信機が通知音を鳴らす 見知った顔がホログラム表示される。
ルーク・サジテール
- 「…ようこそ、今日君たちのサポートをするルークだ、早速だが…起動しても?」
ルーク・サジテール
- 「おーう 初めてくれー!」
ラフ・オヒュカウス
- 「それでは」とルークが呟く。すると景色が歪む 空気が変わる、目の前が…日差しの降り注ぐ森のなかになる。 小鳥のさえずりが聞こえる。
ラフ・オヒュカウス
- 「おや、ここは…」
トリスタン
- 「どこでもない森だ、辺りにエネミーを数体放してある 見つけ出して撃破してもらいたい。」
ルーク・サジテール
- 「なるほど、一種の狩りって所だね?」
アスクレピオス
- 「そういうことだ、訓点とはいえ手は抜かないように
では私もモニターに戻る、何かあったら教えてくれ。 」
ルーク・サジテール
- そうルークが通信を終えると外部、腕時計の通信機は切れ 周囲の気配は四人だけになった。
ルーク・サジテール
- 「さて、ここにいても始まらない、ってことだよね。」
左右を見渡して どっちにいこうか と三人に確認するよ
水鶴瓶 時雨
- では 視線を受けにこやかに
「おそらく、では 移動しながら様子を見ましょうか。」
トリスタン
- 「りょーかい、アスクレピオスもそれでいいよな?」
って こう、後ろにいるアスクレピオスににぃって
ラフ・オヒュカウス
- 「僕はかまわないよ。練習だとしても緊張するのはよくないからね。」と杖を変化させた剣を腰に、同じくやんわり切り株で足をぶらぶらさせてるよ
アスクレピオス
- トントン、と靴を鳴らす時雨に 静かに従うトリスタン。
対照的にラフはアスクレピオスにのんびりと話しかけている。
和やかな森の雰囲気に雑談混じりの道中、ちなみに話しかけられている本人は適当ともとれる相槌を返しているだけだが…
アスクレピオス
- *フラグメント(A)開放*
しばらく森の道を歩いていくと、魔力の残り跡が感じられる広間についた、ここを
調べれば同じ魔力の波長をもつエネミーと出会えるだろう。
アスクレピオス
- フラグメントとは→得異点を修復するために必要な手がかりのこと。開放すると
得異点の情報と次のフラグメントの取得条件が開示されます。またフラグメントは
複数存在し、より多くフラグメントを開放していけばそれだけ物語を優位に進める
ことができるでしょう。
アスクレピオス
- 「開けた場所に出たね、痕跡を探そうか。」
これは判定はどれかな?
アスクレピオス
- 「…ここ、に何かいた形跡がある、跡をたどってみたい。」
調査か探索か…追跡ではないよね
水鶴瓶 時雨
- 「モニターさん、そっちからも追えます?」
探索は広範囲から目的のものを探す、調査は目の前から詳しく探す、ってイメージでいいんすよね?
ラフ・オヒュカウス
- 「ああ、しっかり映っている。こっちでもやってみよう。」
そういう認識で問題ない、ここの判定は調査判定のようだ
ルーク・サジテール
- ドラマ1ラウンド目
主行動(調査)使用判定/調査判定
使用スキル(詳細調査) 2D6
副行動 なし
S(0)4・5=9
R(0)6・1=7
L(1)2・3=6
結果 全員成功
ルーク・サジテール
- 全員が思い当たる節がある、残された魔術の波長や流れから、どうやら弱い使い魔で、流れは森の外へ続いていることがわかった。
ルーク・サジテール
- ドラマシーンラウンドとは→特異点での探索や敵陣地の調査、サーヴァントとの
交流などでフラグメントをあつめ、この特異点で何がおこっているのかを解明します。
ルーク・サジテール
- 「向こうだね、ここから先は森を抜けるけど…」
アスクレピオス
- 「何が相手でも 人里に出ると不味いです。」
トリスタン
- 「わかった、すこし急ごうか。」
と 歩幅を広げてはや歩きに
水鶴瓶 時雨
- 流れを追って森を出る、そこは青々とした空と和やかな草原が広がっている。シ
ュミレーションであってもその光景は心が和むものであった。
…目の前に赤い躯が群れていなければ。の話だが
NPC
- 「すぐに見つかったじゃねーか!」
ラフ・オヒュカウス
- 「さすがに初めてだし、設定が優しいんじゃないかな。」
敵性反応の方へ急ぐよ
水鶴瓶 時雨
- 「うん?…おかしいな、もう少し隠したはずなのだが。」
ルーク・サジテール
- 今回のおさらい。
*ドラマシーンでの行為判定は、対応したスキルの基本値と2D6の出目を足した数値(達成値)と シナリオに設定された目標値を比べ 判定します。
*スキルを持っていなくても 2D6は振れるので 積極的に参加しても良いでしょう。最終的には数の暴力です。
*シナリオが開始したらまず1つフラグメントやイベントが起こるので素直にクリアしましょう 、まず何が起こる 何が近くにあるかなどを聞いてもらえるとGMとしてはとてもやり易いです。
NPC
- 次回 戦闘フェイズから。
乞う ご期待?
NPC