とある職員と「****」3日目
- 3日目
- 世界は善と悪に分かれている。そして私は正義に立つ。私が善なら悪もいない。悪なしで私は存在出来ない。そうなったら誰が世界を救うの?
魔法少女
- …
ベラ
- 対象は私が入ったことすら気ずいていない
- 仕方ないけど…
ベラ
- これ以上気分が下がると危険な為彼女に麻酔を投与した
- どうしたんだ?体調でも崩したか?
ユミル
- いや、ちょっと疲れただけだよ。
ベラ
- 「魔法少女」と対話をしていると感覚がおかしくなりそう。
ベラ
- まるで…
ベラ
- そういえば
ユミル
- 私含む3人が昏睡中の「魔法少女」の
ユミル
- 「監視命令」を受けた。
ユミル
- !
ベラ
- 昏睡しているけど、今の彼女は危険だよ。
ベラ
- いつ本性を見せるか分からないんだよ?
ベラ
- だからこそだ。
ユミル
- 未然に被害を防ぐ必要がある。
ユミル
- それに
恐怖に立ち向かい未来を創る
ユミル
- それが私達の仕事だろう?
ユミル
- ユミルってば、本当に真面目なんだから。
ベラ
- ユミルには敵わないよ。
ベラ
- そうだな。私はどうも真面目過ぎるらしい。
ユミル
- ただ、死なないようには
ユミル
- 努力するつもりだ。
ユミル
- まあ、それはいい事だよ。
ベラ
- そう言ってユミルは昏睡中の「魔法少女」の収容室へ向かう。
- そしてユミルが去った後のベラは…
- ああいったけど、やっぱり気になって仕方ないよ。
ベラ
- …様子を見に行くだけなら良いよね?
ベラ
- あれ?収容室から煙が出ている?
ベラ
- その頃収容室の中では
- 「愛と憎しみの名のもとに」
魔法少女
- 魔法少女が目を覚ましおぞましい怪物に変身していた。
- !!!(おぞましい叫び声)
憎しみの女王
- 撃て!
ユミル
- ドドドド
- ユミルの声とともに一斉に銃の弾丸が放たれた
- 意外としぶといわね、コイツ!?
エレナ
- 頭を狙って撃て!
ユミル
- !エレナ避けて!
ローリィ
- 憎しみの女王の光線がエレナに直撃した
- エレナ!
ユミル
- ユミルよそ見しちゃダメ!
ローリィ
- コイツは私達で仕留めよう!
ローリィ
- 悪い。少し取り乱した。
ユミル
- とにかく奴の攻撃を避けつつ頭を狙って撃てばひるませる事が出来る。
ユミル
- 了解!
ローリィ
- 少なくとも、時間稼ぎぐらいにはなる
ユミル
- う、ぐ
憎しみの女王
- (効いてる!このまま…)
ユミル
- ユミルがそう思った直後憎しみの女王が尾を振りまわし、その尾が
- ぐっ!?
ユミル
- ユミルに直撃しユミルは壁に叩きつけられた
- ユミル!
ローリィ
- さすがに私だけじゃ…
ローリィ
- ドッ
- クソッもうダメか。
ユミル
- 私ももう長くない。このままじゃ…‼︎
ユミル
- 撃てっベラ!
ユミル
- …(カチャ)
ベラ
- グアアああああ!!
憎しみの女王
- バンッ
ベラ
- [警告]
レベル3もしくはそれ以上の職員のみ観覧が許可されています。
これは〈削除〉に発生した事件番号〈削除〉。
- アブノーマリティ収容施設内に設置されている
電話より対象から
緊急対応部門の職員への緊急内線が行われた時の
音声記録である。
- うっ‥ぐすっ…
憎しみの女王
- 緊急対応部門です。
身分証明をどうぞ。
???
- わ、私 …
憎しみの女王
- 殺してしまった…ど、どうしても
抑えられなくて…
憎しみの女王
- あんなに優しくしてくれた人達を、裏切ってしまった…
思い出せないの…
憎しみの女王
- 何があったのですか?
???
- 分からないの
誰も動いてないの
血がたくさん出ているの
憎しみの女王
- ごめんなさい…
憎しみの女王
- ごめんなさいとしか言えない…
憎しみの女王
- 音声はここで終わっている
- 今回で魔法少女の話は
完結です。
アンジェラ
- 管理人によると
「閲覧数が多いと次のシリーズを用意します。」
だそうです。
アンジェラ
- 1日目から見てくださった方々ありがとうございます。
アンジェラ
- では機会があればまた…
アンジェラ