ノートから始まる恋3
- えーっとどれがいいかなぁ…
小林絵里
- え、えと…変身って……
鈴木亨奈
- これでいいかな〜
小林絵里
- ま、数は多いけど社員割引で安くなるから安心していいよ〜
小林絵里
- え?あの…
鈴木亨奈
- この化粧品…私が買うの?
- あの…
鈴木亨奈
- 大丈夫!化粧の仕方は私が教えてあげるから安心して?もうバイトあがるから
小林絵里
- 結局断れず、過去問を買うために持ってきていた5000円がこの化粧品に変わった…
- 姉貴〜終わったか?
お、ちゃんと買ってんじゃん
小林快晴
- 快晴くんは私が薬局のビニールを持っていると満足そうに笑った
- バイトもう終わるっしょ?
俺ら先に家行ってるから
小林快晴
- .。o♡o。.。o♡o。.。o♡o。.。o♡o。.。o♡o。.
- 結局快晴くんの家まで来てしまった…
- やっぱり私、帰っ…
鈴木亨奈
- 今さら帰るなんて言うなよ?化粧の仕方、ちゃんと習った方がいいだろ?使えねぇよせっかく買ったのにもったいねぇじゃねぇか
小林快晴
- 確かにそうだけど…
- んじゃ、早く入れよ
小林快晴
- そして私は渋々と快晴くんの家の中に入ってしまった