赤がなくなった日。(3)
甘いお菓子と、苦い記憶。松二次創作。続きます。
- 今日は母さんが今川焼買ってきてくれてるぞー。
早めに帰って来いよー。
チョロ松
- やったー!!
今川焼ー!!!!
十四松
- けどあの数、鬼としか思えないよね〜
トド松
- たしかに!
十四松
- なに4つって!
せめて3つとかさぁ〜
トド松
- え?
カラ松
- ?
一松
- …え、どうしたの?
トド松
- いや…
カラ松
- どうやって3つを5人で分けるの?
チョロ松
- 5人で分けるなら
5つ以外選択肢ないと思うんだけど…
一松
- あれー?
十四松
- でもいっつも
にーさんたちが半分ずつで
ぼくとトド松は1個食べてなかった?
十四松
- …たしかに……
トド松
- え、でも計算合わなくない…?
チョロ松
- 全部で3個半になってるよ?
チョロ松
- オレはあんまり食べれてないぞ…
カラ松
- いつも取られてばかりだ…
カラ松
- え、けどボク取ってないじゃん別に
1個食べられたら満足だし
トド松
- ぼくもー!
十四松
- おれもお前のなんか欲しくないし…
一松
- 僕がそんなのした事あった?
チョロ松
- …ンン…??
カラ松
- オレは、誰に奪われてたんだ……?
カラ松
- さぁ…?
トド松