グダグダ学校生活
第1話
- 第1話
- いってきまーっす
グダお
- あら、いってらっしゃいグダ君
名無しさん
- あ、管理人さん。 いってきます
グダお
- ええ、気をつけていってらっしゃい
管理人さん
- (相変わらず美人さんだなオイ)
グダお
- (でも性格がしっかりしすぎて怖いんだよなぁ...前はちょっと「おいた」な考えを持っていたけど、いまではオナネタにすらしなくなった)
グダお
- 帰宅後
- グタ君っ、またこんな時間まで遊び歩いてぇ! 心配するではありませんか!
管理人さん
- 嬉しい反面、ちょっとめんどくさいところがある人だ
グダお
- 何ですか?
ライコウ
- あ、なんでもないですごめんなさい
グダお
- 全く...ぅ。貴方という人は____
管理人さん
- こっから10分くらい小言が続く
- そんな管理人さんが経営する、怪奇アパートにすまさせて頂いている私。それからというもの不思議なことが起こるようになっているのである
グダお
- コンコン(玄関ノックノックの音)
- もちろん、怪奇というからにはそれなりの根拠があります
グダお
- コンコンコンコンコンコン
- はいはい出ますよっと
グダお
- (今の言い方ロビンに似てたなぁ)
グダお
- どちらさん?(不用心であるか?いやこの世界に防犯という言葉は、意味をなさないのである)
グダお
- こんばんはグダ君ぅん
清姫さん
- あ、ハイこんばんは
グダお
- あらぁ〜狂(くるっ)トリオの1人だ
- (右隣に住んでいる見た目は可憐な住居者。色々と危ない人、今晩もまた薄着でくるし)
グダお
- よかったら晩御飯作りすぎちゃったんだけど、もらってくれないかしら?
清姫さん
- いいんですか?ちょうど食べてなかったのでありがたいですっ
グダお
- えぇ...ではウチにいらしてください?
清姫さん
- いやなんか鍋とかに入れて持ってきてくれた訳じゃないんかーい
- (たしかに手ぶらだもんな清姫さん。部屋に連れ込む気満々じゃないですか)
グダお
- あのぉ、部屋に入るのは恐いので遠慮します
グダお
- まぁっ、なにをそんなに怯えるので?おそろしいことなんて何一つありませんのよぉ
清姫さん
- (もうすでに恐い)取り敢えず無言で困っとこ
グダお
- はぁ......わかりました。本当にアナタは恥ずかしがり屋なのですねぇ、ですが次こそは是非応じてくださいなぁ
清姫さん
- 3分後
- 結局きよひーさんに往復してもらって鍋もらっちゃった
グダお
- (変なの入ってないといいなぁ)あれ、美味しい?
グダお
- そんなこんなで食い終わり、一人の時間が流れる
グダお
- スチャ
- ことはないようだ
グダお
- 若様......
静謐さん
- 勝手に人の部屋。上がんないでくれる?
グダお
- 申し訳ございません
静謐さん
- この人はトリオの二人目。いつも仮面を被っているこれまた危ない人。お仕事はなんか裏世界の事をしているって言ってた
- 謝るけど直さないよねぇ。んで...要件はなんざしょう?
グダお
- はい...今夜は若様の布団で寝かせてもらえないでしょうかと
静謐さん
- んんん......毎回思うけど、なんでそんなにこだわるの?
グダお
- それは......
静謐さん
- ?
グダお
- 若様が......
静謐さん
- 私の
静謐さん
- ☆
グダお
- やっぱり恥ずかしくて言えない......
静謐さん
- _:(´ཀ`」 ∠):
グダお
- 申し訳ございません、ですのでお布団に入れてもらえないかと
静謐さん
- 俺が寝るときまでならいいよー
グダお
- それでは意味が無いのです
静謐さん
- んじゃぁ、ごめんだけどダメかなぁ
グダお
- そんなっ、何もしませんから
静謐さん
- 逆に心配になるよね
本当になにもしない?
グダお
- しません......
静謐さん
- 約束してくれます?
グダお
- ......
静謐さん
- あのっ、ほんの少しの宝具展開を......
静謐さん
- 何もしないっていったじゃん
グダお
- キスしてください
静謐さん
- ストレートに言ったね
グダお
- ええ......若様ぁ、おねがいです
静謐さん
- (無理やりしないのがポイント高いよね......静謐さんなんかが本気を出したら、俺の口を取るなんざ造作もないはずなのに)
グダお
- でもダメかな
グダお
- では実力行使で
静謐さん
- いや無理やりするんかーーい
グダお
- 俺は後ろへ後ずさる
- テンプレと一緒に追い込まれる
- 若様......きっと大丈夫です
静謐さん
- ぐぬぬぬ、なんとなくここで(キス)やられたらこの物語が終わる気がするぅぅぅぅ
グダお
- 抱きつこうとしてくる静謐に対し、手で押し返すことで拒絶する俺。均衡状態
- 若様失礼致します
呪腕さん
- 時間だ静謐、切り上げるぞ
呪腕さん
- (あ、静謐の上司さんの呪腕さんだ。この人もなんでか俺のことを若様と慕ってくれる......)
グダお
- うぅぅ、あと......少し......
静謐さん
- させない
グダお
- 静謐、残念だがタイムアップだ
呪腕さん
- え?いや!離して呪腕!!
静謐さん
- またご迷惑を若様
呪腕さん
- んん!離してっ
静謐さん
- 今日のところは引き上げます
呪腕さん
- 散っ!
- いや、引き上げるって......隣じゃん
グダお
- グダおくん?なにやら物音が聞こえましたが、大丈夫ですか?
管理人さん
- なにを隠そう彼女こそが狂トリオ最大にして三番目の刺客
- あぁ、管理人さん
グダお
- なんでもないですよ
グダお
- そうですか?私はどうも心配で
管理人さん
- (しれっと合鍵で入ってきたな。こうなることが分かって、ハサン達は引き上げたのかな?)
グダお
- 管理人さん、な〜に勝手に入ってきよるん?
グダお
- あらあら、何ですかそのお言葉使いは?
管理人さん
- お口直し......必要ですか?
管理人さん
- (この人も俺の口を狙うのね)
グダお
- 管理人さん、どうして勝手に入ってきているんですか?
グダお
- ようす見です
管理人さん
- 学生の安否を確認するにしてはなかなか攻めてきますね?
グダお
- (普通、人の部屋に入るかね)
グダお
- えぇ......一人部屋でゴソゴソと言ったら一つしかありませんものね
管理人さん
- (俺の対面に腰を下ろした管理人さん......座り方が謎の妖艶さを醸し出す、ゴクリ)
グダお
- 私でよければ...そのぅ...お手伝い、いたしましょうか?
管理人さん
- へ?
グダお
- 一人で......するのは寂しいでしょう?
管理人さん
- (......)
グダお
- まって!なにを勘違いされている?
グダお
- いいんですよ...母っ......管理人は全て承知していますから
管理人さん
- いやいや全然わかってないよぅ!
グダお
- 大丈夫ですよ...みんながする事です、グタくんだけが恥ずかしいわけではありませんから
管理人さん
- なんか、さも俺が恥ずかしいやつみたいな扱いにされているんですけど...
グダお
- (あぁぁ、流石狂ットリオ...今日もブレませんねぇ)
グダお
- さぁ、立派な息子さんを見せてください
管理人さん
- おいいいいいいい!ズボンに手を触れるな!ゆっくり滲みよるな!
グダお
- わたくしにお任せください
管理人さん
- チカラつっよwww
グダお
- こら、やめなさい
グダお
- はぁぁ...やめませぬ...今...助けますから...
管理人さん
- (ん?なんか違和感を感じる...管理人さん必死過ぎないかな?)
グダお
- ゴンゴンゴン
- あ、きよひさんの部屋からノックが
グダお
- まったく清姫さんも意地が悪いですね
管理人さん
- ?
グダお
- グダくん、今日のところは失礼しますね
管理人さん
- (なんかみんな同じようなこと言って帰るな)
グダお
- 清姫さんと会議してきます
管理人さん
- おいっちょとなんのやねん!!
グダお
- 急に不穏な単語なに?
グダお
- お言葉使い...
ライコウ
- はっ...ごめんなさぃ
グダお
- まったく......塞いじゃいますよ
管理人さん
- (よくわからんが恐い)
グダお
- ではグダくん、風邪をひかないようにね
管理人さん
- お邪魔しました(がちゃん)
管理人さん
- ......
グダお
- なんやねんホント
グダお
- 朝
- 隣の部屋に清姫さんと管理人さんがいると思うと眠れないとか思いつつめっちゃぐっすり眠れたな
グダお
- 支度してお外へ
- あ、管理人さん。おはようございます
グダお
- おはようございます
管理人さん
- (今日も箒でお掃除してくれている管理人さん)
グダお
- (この落ち葉をはく音好き)
グダお
- いつもお掃除ありがとうございます
グダお
- いえいえ...されどアパート一件ですが、束ねる頭領として当然のことをしているだけですよ
管理人さん
- 言い方が渋い...それでもありがとうです
グダお
- まぁ...そう言って頂けると
管理人さん
- うん
グダお
- 後にする