三ろが行く『刻限祭り』【CoC】PART2
RKRNの3年生がクトゥルフ神話TRPGをしています。オリジナルシナリオ、ダイスはウェブダイスを使用。ハウスルールはPART0参照。ルール間違いあるかもしれませんふわっと見てください。
- 時刻は13時、君たちは角森村へと到着したよ。まずこれからどうする?
伊賀崎孫兵
- 13時ってことは昼飯はSAですませてるよな。なら取り敢えず宿へ行くか。
富松作兵衛
- そうだな。荷物も起きたいし先にチェックインもすませたい。
神崎左門
- なら車を10分ほど走らせれば無事に宿へは到着したよ。宿の名前は美純旅館。決して大きくはないが木造の美しい旅館だ。玄関の看板は非常に年季が入っておりこの旅館が古くから続いていることを教えてくれるね。
伊賀崎孫兵
- 予約をしたのは僕だからな。先に入ろう。受付はあるか?
神崎左門
- あるけど無人だ。
伊賀崎孫兵
- 受付で紫門が大きな声を上げると奥からバタバタと音がして、男の人が出てきたね。見るからに旅館の人だ。
伊賀崎孫兵
- 旅館の男性『大変お待たせいたしました。私、この旅館の主人で久木と申します。もう1度お名前を確認させて頂けますかな?』
伊賀崎孫兵
- 『本日から2泊お世話になります。神田紫門と申します。』
神崎左門
- 久木は紫門の名前を聞くと丁寧にお礼を言って台帳をめくって確認するね。
伊賀崎孫兵
- 久木『はい、神田様3名様ですね。お待ちしておりました。ようこそ美純旅館へ、お部屋へご案内いたします。』
伊賀崎孫兵
- 久木はそういうと探索者達の荷物を受け取り2階へと案内する。
伊賀崎孫兵
- 待て、その前に旅館は結構大きいのか?
富松作兵衛
- 小さくはない、かな。大きくもないけれど。
伊賀崎孫兵
- 旅館全体の地図とかは受付近くにあったりする?
次屋三之助
- 残念ながら無い。お風呂はこちらって天井から部屋の案内がつってあるタイプ
伊賀崎孫兵
- 分かった。部屋で説明聞くよ。
次屋三之助
- 3人が案内されたのは2階の角部屋だね。荷物を置く君たちに久木は説明を始めるよ。
伊賀崎孫兵
- 久木『改めまして、本日は当旅館におこしくださり誠にありがとうございます。早速ではありますが簡単なご説明だけさせていただきます』
伊賀崎孫兵
- 久木『お夕食は20時00分から。1回食堂にて、もしくはお部屋にお持ちさせていただきますがどちらにしましょう?』
伊賀崎孫兵
- そうだな、どうする?
神崎左門
- 作戦会議をする時間が取れるかどうかだよね
次屋三之助
- 俺は食堂でいいと思う。情報共有よりも取り逃しの方が痛い
富松作兵衛
- そうだな。『食堂でいただきます』
神崎左門
- 久木『かしこまりました。お風呂は1回食堂の奥に大浴場がございます。16時から25時、朝6時から14時までのご利用となっております』
伊賀崎孫兵
- 久木『朝食は食堂にて、朝の8時からでございます。それから館内は原則禁煙とさせていただいてます。お煙草を吸われる際はあちら窓側で換気の上か、二階奥に喫煙室がございます。』
伊賀崎孫兵
- 久木は説明を終えるとなにかご質問等ございませんか?と聞いてくるよ。
伊賀崎孫兵
- 『そうですね、この辺りでどこか観光できるところはありませんか?』
神崎左門
- 久木『観光ですか。お客様は刻限祭りを見にこられたのですよね?』
伊賀崎孫兵
- 『ええ、ですがあんまり詳しく知らないんです。奉納の儀があることぐらいしか。』
神崎左門
- 久木『それはよかった。今年の奉納の儀は当旅館で働いている中居がつとめるんですよ。』
伊賀崎孫兵
- 『中居さんが?そういうのって神社の神主さんがされるものではないんですか?』
富松作兵衛
- 久木『いえ、刻限祭りでは開催のたびに村で一番美しいと言われる娘が選抜され奉納の儀を舞うことになっているんです。』
伊賀崎孫兵
- 『へえ、是非ともお話してみたいですね。今日は出勤なさってるんですか?』
次屋三之助
- 久木『ええと、夕方までだったと思います。夜に神社へ行かなければならない言っていたはずなので』
伊賀崎孫兵
- これはできるだけ今のうちに接触しておきたいな
富松作兵衛
- 出かける前にさくっと館内を見ていこう。上手く行けば出会えるだろうさ。
神崎左門
- 久木『ええと、すみません話がずれましたね。観光できる場所でしたよね』
伊賀崎孫兵
- 久木『刻限祭りを見に来られたとのことですし、瀬尾神社はいかがでしょうか。』
伊賀崎孫兵
- 久木『奉納の儀が行われる神社です。明日は屋台で人が多いと思いますので、ゆっくりお参りするならぜひ本日。』
伊賀崎孫兵
- 『それはいいですね。是非とも行ってみたいのですが地図などありますか?』
次屋三之助
- 久木『少々お待ちください。』
伊賀崎孫兵
- 佐助の問いかけに対して久木は懐から紙とペンを出して簡単な地図を書いてくれる
伊賀崎孫兵
- お礼を言って受け取るよ。
次屋三之助
- 他に聞きたいことは無いかい?無いなら久木は部屋をあとにするけど
伊賀崎孫兵
- 大丈夫だ。財布やスマホ、スケジュール帳なんかを小さいカバンにいれて出る準備をするぞ
神崎左門
- 持ち物宣言はいるか?
富松作兵衛
- いや、最初に宣言してくれた中の持ち物ならかまわないよ。後で買い足し他場合なんかは宣言を要求する
伊賀崎孫兵
- 3人が久木からの説明を受け、持ち物を整理したところで時間は13時20分だね。旅館の中を見て回るってことでいい?
伊賀崎孫兵
- ああ。他に泊まりに来てる客がいるかとかも知りたいしな。
富松作兵衛
- 分かった。どの順番でみて回る?
伊賀崎孫兵
- 取り敢えず2階からだ、奥に喫煙室があると言っていたな。この中の喫煙者は僕だけだろ?行ってくる
神崎左門
- 他のふたりは?
伊賀崎孫兵
- 喫煙室の場所だけ一緒に確認に行くよ。それからは二階の様子を見て、一階へ降りる
次屋三之助
- なら3人は喫煙所の場所まできたよ。中に入るのは紫門だけだね。
伊賀崎孫兵
- 僕らの部屋からどれぐらい離れている?
神崎左門
- そうだね、紫門が走れば4ラウンド後には駆けつけられるんじゃない?
伊賀崎孫兵
- なるほど。じゃあ鞄から煙草を取り出して中に入るぞ
神崎左門
- 俺らは二階の間取りを確認したら下に行く。
富松作兵衛
- 分断だね。部屋を分けるよ。先に紫門から始めようか。二人はちょっと外してね
伊賀崎孫兵
- じゃあお茶でも買ってくる
次屋三之助
- 待て!お前一人で行くな!
富松作兵衛
- ーーーーーーーー
伊賀崎孫兵
- 紫門、君は煙草を片手に喫煙室へと入る。すると中には同じぐらいの年頃の男性が1人、スマホを見ながら一服しているよ。
伊賀崎孫兵
- 会釈する。向こうは友好的か?
神崎左門
- 友好的とは言わないけど冷たい態度でもない。同じように会釈を返して、もう1度スマホに目を戻すよ。
伊賀崎孫兵
- ここで話さないと来た意味が無いからな。話しかけるぞ
神崎左門
- 『こんにちは、貴方も祭りを見に来たんですか?』
神崎左門
- ??『ええ。まあ。』
伊賀崎孫兵
- 男の人は紫門に話しかけられると少し驚いたような、困ったような顔をしてスマホをポケットにしまう
伊賀崎孫兵
- 『祭りを見にこられたのは初めてなんですか?』
神崎左門
- ??『ええ。えっと、』
伊賀崎孫兵
- 『すみません、僕は神田紫門です。ここに来たのは初めてで、色々ご存知なら何かと教えていただけたらと。』
神崎左門
- ??『俺は三原悠也です。俺も来たのは初めてなんですよ。』
伊賀崎孫兵
- 『じゃあこの辺りが地元ってことでもないんですね。驚きました。自分以外に祭りを遠くから見に来る人がいるなんて。』
神崎左門
- 三原『ははっ。8年に一度の祭りがたまたま来れる日だったから来てみようと思っただけですよ。』
伊賀崎孫兵
- 『もう観光とかはされましたか?』
神崎左門
- 三原『ええ、この辺りをぐるっと。といっても散歩の域ですがね。』
伊賀崎孫兵
- ふむ、掴みどころがないな。これといって味方か敵かの判別ができない
神崎左門
- じゃあそんな君に三原は質問をしてくるね。
伊賀崎孫兵
- 三原『神田さんはおひとりでこちらへ?』
伊賀崎孫兵
- 『いえ、友人とです。三原さんは?』
神崎左門
- 三原『僕は1人です。』
伊賀崎孫兵
- 『ではまた夜にでもお話しましょう。お部屋はどちらですか?』
神崎左門
- 三原は快く部屋の位置を教えてくれるよ。紫門たちの部屋の、二つ隣の向かいだ
伊賀崎孫兵
- 分かった。もう十分だ。最後に三原に目星は振れるか?
神崎左門
- 大した情報は出ないんだけど、いいよ。
伊賀崎孫兵
- 紫門:目星(25)→8 ○
神崎左門
- おしい!
神崎左門
- 僕はほっとしたけどね。こんなところでクリティカルだされても困るよ
伊賀崎孫兵
- 成功情報だね。見たところ三原に変なところはない。だが君は、君が三原をじっと観察したように三原も君のことを観察していることに気づく。
伊賀崎孫兵
- …それに気付かないふりをして部屋を出るぞ。にこやかにな
神崎左門
- 分かった。じゃあ合流まで待っててね
伊賀崎孫兵