ある夜の泉と司
タイトル卑猥に聞こえるけど全然卑猥じゃないです。
- あの、瀬名先輩
朱桜司
- なに?
Izumi.S
- ちょっと相談したいことがありまして
朱桜司
- 夜分遅くにすみません…
朱桜司
- ほんとだよねぇ、肌荒れる
Izumi.S
- ま、聞いてやらなくもないけど
Izumi.S
- ありがとうございます…!やっぱり瀬名先輩は優しいですね☺️
朱桜司
- いいからそういうの
Izumi.S
- 用件さっさと言ってくれる?
Izumi.S
- あ、ごめんなさい
朱桜司
- えっとですね
朱桜司
- うん
Izumi.S
- 今日、好きなsnack菓子の新作が出たんです
朱桜司
- 購買見に行ったら、置いてあったので
朱桜司
- 買ったんです
朱桜司
- 食べたの?
Izumi.S
- いえ、食べてませんよ
朱桜司
- じゃあなに?
Izumi.S
- 食べてたんなら説教のひとつやふたつしてあげたのに
Izumi.S
- それは結構…あの、間に合ってます
朱桜司
- でですね
朱桜司
- すぐ話変えるとこ生意気だよねぇ
Izumi.S
- それで?
Izumi.S
- えっと、単刀直入に申しますと
朱桜司
- 食べてほしいのです、これを
朱桜司
- 私が買った、この新作のたらこchocolate味のpotato chipsを
朱桜司
- ごめんもうねなきゃ
Izumi.S
- おやすみ
Izumi.S
- ちょちょちょちょ
朱桜司
- 瀬名先輩stop!
朱桜司
- 逃げないでください
朱桜司
- これはちゃんと食べていただかなければいけないのです
朱桜司
- 瀬名先輩がsnackを好んでいないことは重々承知しています
朱桜司
- ですが!!!こればかりは!!!!
朱桜司
- 食べていただかなければならないのです…。
朱桜司
- 瀬名先輩
朱桜司
- 瀬名先輩
朱桜司
- せーなーせーんーぱーいー!!!!
朱桜司
- あああああもううるさいな!!!!
Izumi.S
- なんで俺にそれを言うの!?
Izumi.S
- 他に食べてくれそうな奴たくさんいるでしょぉ!王さまとか特に!!
Izumi.S
- leaderには既に食べてもらいました
朱桜司
- しかし、好きな味ではなかったらしく
朱桜司
- 戻しました
朱桜司
- 静かに
朱桜司
- あのさぁ
Izumi.S
- かさくんさぁ
Izumi.S
- なんでそんなたらこチョコレート?の変な味を買うわけ?
Izumi.S
- バカじゃないの??ねぇ
Izumi.S
- 一口食べてみたのですが
朱桜司
- 舌がおかしくなるかと思い、全て食べるのは至難の業だと判断しました
朱桜司
- ほんっっっっとバカ
Izumi.S
- 言っとくけど、そんなん誰も食べないからねぇ?
Izumi.S
- もちろん俺も食べない
Izumi.S
- 黙ってゴミ箱にポイしてきな
Izumi.S
- うぅ…
朱桜司
- ポイしてきました
朱桜司
- えらいえらい
Izumi.S
- 好奇心旺盛なのはわかるけど
Izumi.S
- いやわかりたくないけどわかるけど
Izumi.S
- ??はい
朱桜司
- ほどほどにしときなよねぇ
Izumi.S
- 末っ子ちゃん
Izumi.S
- んじゃもう寝るから
Izumi.S
- また明日ね
Izumi.S
- はいっ
朱桜司
- おやすみなさい、瀬名先輩
朱桜司
- ん、おやすみぃ
Izumi.S