クリスマスと非リア充と独白
もはやなにもいうまい
- クリスマス?なにそれおいしいの?という人のために僕なりに解説しようと思う
まつ
- 世間にはクリスマスを知らずその独特の語感から流行の食べ物と勘違いし、クリスマスを美味しいものとして話してしまう人が多いと聞く
まつ
- 実を言うと僕もクリスマスを知らない。この歳になって恥ずかしいような気がしてずっと知った振りをしていた
まつ
- 僕とともにクリスマスについて知ってみよう
まつ
- ただしネットを使うのはなしだ。ネットには不確かな情報が多い。もしかすると間違ったクリスマスを知ってしまうかもしれない。
まつ
- しかし僕の身の回りには英和辞典しかないようだ。クリスマスはおそらく英語だろうから語源から考えてみようか。
まつ
- まずクリスマスのスペル。おそらくこれほど長い言葉なのだから二語以上の複合語なのだろう。
まつ
- 英単語として日本語で一文字で表せてしまうようなものがあるとは考えにくい。すると英単語の分け方として次の二つが考えられる。
まつ
- クリ▪スマス
まつ
- クリス▪マス
まつ
- この二つを考えてみた結果、英検準二級の僕の微妙な英語力からしてもクリとスマスという単語はない、もしくはメジャーでないと思われる。
まつ
- ここまでメジャーなイベントがマイナーな英語であることは考えにくい。ここはクリス▪マスの分け方で考えてみよう。
まつ
- crease,cres mass,math。クリスとマスの発音に近い英単語は4つ見つかった。
まつ
- それぞれ『シワになる』『クレッシェンド』『大衆』『数学』という意味だ。
まつ
- シワになる、や数学、などはあまり祭には当てはまらないのでは?するとクリスマスとは……
まつ
- 『cres mass』だんだん強くなる大衆。という意味となった。
まつ
- なにか納得がいかない。他に解釈はないのだろうか。
まつ
- そう思った僕はさらに調べた。クリスという単語は他にないようだ。まさか人名なわけないだろうし。
まつ
- しかしmasという単語は見つかった。いや、正確には単語ではない。僕は見逃していたのだ。略語である可能性を。
まつ
- masはそれぞれの頭文字をとった略語。そう考えると選択肢はいっそう広がった。しかしそこにはマレーシア航空や大量吸引症候群などいかにも関係のなさそうなものばかりだ。
まつ
- しかしその中に答えがあった。僕たちは謎のベールに包まれたクリスマスの意味をようやく知ることになるのだ。
まつ
- 皆さんはメイルアンサーシンドロームという言葉を知っているだろうか。
まつ
- 簡単に言うと知ったかぶりをしてしまう男が増えていく傾向のことだ。五月雨と聞いて春雨の親戚だと答える。ドラゴンボールの最強キャラをアックマンと答えてしまう。例えばそういうことだ。
まつ
- 突然何を言っているか分からないかもしれない。しかしこのメイルアンサーシンドローム。正式名称を言われることは少なくよく略されてしまうのだ。
まつ
- そう、MASと。
まつ
- これで多くの人はわかってしまったかもしれない。クリスマスとは『cres MAS』。『だんだん強くなっていく知ったかぶりをする男性が増えていく傾向』という意味だったのだ!
まつ
- クリスマス、と聞いて多くの人は『リア充のイベント』だとか『おいしいもの』だとか知ったかぶりしてしまう。もしくはそう信じている人も少なくないだろう。
まつ
- しかしクリスマスという単語自体には何の意味もなかったのだ。そう。ただ『だんだん強くなる知ったかぶりをする男性が増えていく傾向』を皮肉り、その単語で知ったかぶる男性を笑うための単語だったのだ!
まつ
- 騙されてはいけない。クリスマスなんてものはこの世に存在しないのだ。
まつ
- いちゃついてるリア充の皆さん!僻んでる非リア充の皆さん!騙されてますよ!クリスマスなんて迷信です!クリスマス中止!
まつ