クトゥルフ展、感想と推察と磨り合わせ
- 中崎はギニョールさんでやっていたクトゥルフ展の感想について。
いちさん
- いやこれがとても素晴らしくて、TRPGやっているものからすると、リアル探索ができる上に、脱出ゲームとか推理も好きだからなんかもうずっとずっとワクワクしっぱなしでさ!
いちさん
- まず展示の説明だけど、クトゥルフ神話を題材に、失踪した女性の部屋を再現した二回展示室をまるまる使ったもの。
そこを懐中電灯の明かり一つ頼りに探索していくのである。
いちさん
- 行ったときに先客がお一人。
説明を聞いて懐中電灯を渡されいざ探索ってときに入れ違いで出ていかはったので、ある程度の探索を暗い暗い部屋の中一人で行う貸切状態にまず興奮しました。タイミングが良かった!
いちさん
- 同時にめちゃくちゃ怖かったけど(笑)
いちさん
- まず探索はじめに目についたのは、部屋の角に立てかけてある絵だ。
黄色のローブをまとった顔の伺えない人物。…ああー、黄色い衣纏し王じゃん…!
いあ!いあ!ハスター!
いちさん
- なんて絵を…と思いつつ、その次は、絵のある壁にそってる机。
写真がたくさん散りばめられててこれもまた探索意欲を駆り立てるよね。
残念ながら一枚一枚を丁寧に見ることは叶わかなったが。(懐中電灯のみなので少し私の目がおぼつかなくて)
いちさん
- 隣を見れば、失踪した女性が寝ていたであろうベッド。毛布に隠されるようにあったエクスカリバール。
いちさん
- 絵が立てかけてある方から見て右ほうの角。
こちらには天井の方に何か黒い…焦げあと?
…これが後に焦げ痕でないことを知るのだ…。
いちさん
- そちらの壁には木製の脚立。
下に缶がおいてあったから、燃えたあとかと思ってたんですよね。
脚立の上の雑巾をのければ、メダルが。
黃衣の王の印だったかなあ…。ちょっとその辺メモし忘れ、探索失敗してる。
いちさん
- 絵画や写真も散りばめられていてね。
どうやら特殊メイクで撮ったものも。
で、こわーいこわーい女の人?の絵が。
白目がない真っ黒な目。歯は尖っており、人間の頭部を食っている?かんじ。
怖いと思いながらじっくり見た。蛇人間だったんだろうか…?グールとかの類かもしれない。
いちさん
- さて…。ツイッターで聞き及んでいたお待ちかねの女性の手記!
少し古ぼけて、シワの寄ったもの。
いやぁ、実際手に取ると凄く興奮度上がりますよね!
読んでいきます。
まず仕事で砂漠に来た女性。
TRPGならもうここで、一体ナニラトテップがでてくるんだってなるところ。
部下の出来が悪いなどの愚痴と、絵画商人と会話したことなどが記されている。
いちさん
- あー、あの絵画は、そう。そこから買ったのかい?それか譲り受けたのだろうか?など思いながら読んでいく。
一人、雇ってくれと来た人物が来て、その人がまた、優秀だったのだと。
…読んでいくうちにこの人物、怪しくなってゆくのです。
手記から女性のSANが削れる音が聞こえてくる気がします。
絵画商人と数度の会話、絵を見れば見るほど、最初は嫌悪感しかなかったのに高揚感が勝ってくること。
メダル(エルダーサイン)を手に入れて、それを絵画とともに保管したり…。
女性がどのようにして狂っていったかが書かれている。
いちさん
- 読んでる途中めっちゃ楽しい!ってなる。
手記に挟まれていたメダルを発見。
後に写真も挟まれていることも発見。
いちさん
- 絵画は自宅ではなくほかの倉庫?とかに管理していたようですが、そこにだんだん入り浸るように…。元いた従業員も失踪。さらに巷でも失踪事件が起きており、神話世界へと…。
新人は優秀で店を任せられるほど。というところから、こいつおかしいな?って思いました。
そして、倉庫の場所を教えていなかったのにそこに現れた新人くん。
こいつ人間ちゃうくない?と。
その新人くんは薬をおいていったのだと。
気分が良くなってトリップしちゃうんだって。ただのドラッグと一瞬考えたけど、すぐそうじゃないとわかる。
いちさん
- 新人くんから「面白い旅行を教えてもらった。」
いちさん
- やだー!!!これあれじゃないですか時間遡行じゃないですかー!?
賢い、薬、旅行…。
賢いのはイス人だから、薬は恐らくリャンタオ。そして、それを用いた時間遡行。
ここでよぎった、最初の方に記述した、角にあった焼けたように見えてた痕。
あれ焼け跡なんかじゃない。時間遡行したということはヤツにあってる!
日記を読み進めるとすぐわかりました。
いちさん
- 「角を埋めなきゃ…」
いちさん
- きゃー!ティンダロスー!
いちさん
- 私ティンダロス大好きなんですよね。
あの焼け焦げたように見えてたの、よく見てみると、黒くなってるだけじゃなくて、塊が見えたんですよ。
膿だ…膿だよこれ…。当たったら駄目なやつ〜。
そうかー…失踪。逃げ切れませんよねこれ。
いちさん
- 挟まってた写真、いかにもな老人が二人にまとってるローブにはどこのものかわからない言語なのか紋様なのか…。
すごい、すごい楽しいです見てるだけで。
いちさん
- 手記を読み終えて、失踪理由はわかりました。
それから近くにあった物置戸棚みたいなとこ。
展示場所はテープのしてあったり開かないとこ以外全部触っていいということでしたので、そこ開けてみたんです。
絵画が一枚。
なんだろ、黃衣が出たならビヤーキかな。ただ節のある体ではなかったから、もしくはグール。怪物の描かれた絵画がそこにありました。えへへ楽しい。
いちさん
- 本当手元の懐中電灯の明かりだけなので、そりゃ目星マイナス入りますよねとか、普通こんなとこ一人できたら怖いですよねSANチェックはいりますよね!って感じ。
いちさん
- ベッドの下にも絵画が一枚。
そして、一度見た壁に気が付かなかった鏡が。
目星失敗してたとこ成功した感じ味わったわ。
小さな鏡。あれ…どうだろう、何だろう…。
あのー、化物が出てくる方なのか…単にティンダロス要素の過去を見る鏡なのか。
いちさん
- 黃衣の王の絵画、角に立てかけてるから後ろに隙間があるのよね。最初に気になってたけどちょっと怖くてみてなかったの。
途中から人が増えたので思い切ってみてみたらこんなとこにもメダル。楽しい!
じっくり一周したあと、作家さんの方からブラックライトも渡してもらって色々また見て回りました。
浮き出る文字?のような、マークのような?飛沫だとかもみた。
いちさん
- きっと全部しっかりは見切れていないし、記憶違いのとこもあるかもしれない。
メモを取りながら見ればよかったと思ったね。
楽しいです、凄い。
体験型のこういう探索やってみたかったんですよー!
やばいよー、興奮しました!
いちさん
- 見終わったあと、売っているメダルとクトゥルフの置物購入。へへへ。
そして作家の方とお話して、推理のすり合わせしました。
あいつだ!あれだ!と楽しかったとお伝えさせていただきました。へへへ。
原作からの要素を散りばめているようなので、早く原作読まなきゃな…って思ってます。
TRPGのサプリばっかり買ってしまってる…!
何はともあれメチャクチャに楽しくて興奮した展示でした。来年もやるそうなので、そのときもぜひ寄らせていただきたい!
いちさん
- 二回目、お使いで行ったのですけど、したら展示が変わってたんですよ。
いちさん
- 荒れ果てた、部屋。
ベッドは荒れ、黄衣の王が壁から覗いてる。(という風に取ったのだけど)
絵画は破れ、ボロボロに。写真も散らばり、壁にかけられてた絵も落ちたり変わっていたり。
いちさん
- 一番ひどいのは、角の侵食。
また出てきてんじゃん。
バールに膿が絡まってるのを見ると、これで対抗しようとしたんだろうか…。
だ、ダメだよそんなんじゃ殺せないんだあいつは!!って叫びそうになった。(TRPG脳)
ハスターに魅入られ、ティンダロスに追われ…とんだハードモードじゃないかこの探索者。って思ったけど、これ失踪した女性とは別人…?だよな?だからハスターには魅入られてない?いやでもでてきてるしな。
魔術師じゃなきゃ生き残れないってか魔術師でもワンチャンあるかどうか…?
いちさん
- とにかく、様変わりした部屋、めちゃくちゃ面白かった!
前半で見つけられなかったコインを数えようとしたらそもそも配置が変わっててですよ。
なのでまた新たにコイン探しました。
…その過程でですね。ラスト一個。わかんなくて。
展示にいた作家さん(一回目とは違った人)に聞いてみたら
「みんなが触りたがらないところです」
いちさん
- …ええ、膿?って思ったら違うと。
…そしたらもうね、一つしかないんですよ。
桶があったんです。医療用の、あの、なに?桶置く台に乗ったやつ。
タオルもかかってて、中はヘドロみたいなのが溜まってる。
そこしかねぇんですよ。
嘘でしょ…
って思いながら突っ込んだ、探った。
ヘドロ見つけた。
ウエエアアアリアルSAN値減るううぅ!!
ってなりながら探ったらあったー!コイン!!
しかし手がくせえ!!!
いちさん
- ま、まぁなんとか見つかりました。
そして手記ね。
ブラックライトで読むともうありありと、惨状が。
黄衣の王の印を見るな。
って。
うん知ってる!こないだやったシナリオでも魅入られそうになったもん!!(幸運成功した。)
私は見てしまった。って、ハスター見てSAN値直葬されたんじゃなかろうか…ということが想像できました。
やー、二回目、行くもんですね!
ああやって変わるなんて、ますます好きになりました!
いちさん
- 楽しい。楽しかったです。
遊び心ある展示、とっても好き。
描かれた絵が、展示のために破かれてしまってるのは少しもったいない!なんて思ってもしまうけど…!
来年、ぜひおすすめしますよ。私は!
いちさん