ひとり劇場

エーリッヒとヒューリーズの約束

遠い昔のお話

とある何もない広い平原、そこには2人のボロボロになった女性が居た。
1人は燃え盛る弓を構えた女性。
もう1人は背中に禍々しい色の炎を放出している女性。
エーリッヒ(戦闘)
ヒューリーズ。まだやる気?正直、疲れが…
ヒューリーズ
私は触れても壊れぬ愛の気持ちを持って戦ってるのよ…いい加減、私の告白に答えてほしいものね…エーリッヒ
エーリッヒ(戦闘)
貴方の、その癖を直さない限り生き死に輪廻を超えてもその答えは永遠に来ないでしょうね
燃え盛る矢をヒューリーズに向けて放つ
ヒューリーズ
私は生まれた時から貴方に対する永久に燃えさかる愛があったのよ!だから絶対にYESって答えさせてやる!それが私の復讐よ!
避ける様子も見せずに矢を受ける。矢を受けた場所から炎が燃え広がるが、だんだん、火が禍々しい色に変色していく
エーリッヒ(戦闘)
フッ…お得意の浄化か…そんな能力があったら愛するもの信じるもの全て朽ちて失われるもの…その浄化の能力じゃ、抱きしめてもいずれ灰と化すわね
ヒューリーズ
では、貴方の言う死は救いか?死は報い?私達にとっては生きることは呪いよ?だから人はその呪いに嘆いて人は涙を流し、生まれるのでしょう?
エーリッヒ(戦闘)
だからって人類を浄化するのは間違ってる!闇夜を照らせ命よ!
身体が青い炎に包まれ、弓を構える
ヒューリーズ
産声掻消せ炎!
禍々しい色の炎に包まれる
エーリッヒ(戦闘)
月夜にうたえ命よ!
青い炎が矢に集まり、矢が青い炎で燃え盛り、それをヒューリーズに放つ
ヒューリーズ
この身を焦がして炎!
エーリッヒと同じタイミングでエーリッヒに向けて禍々しい炎を放出する
青く燃え盛る矢と禍々しい炎はぶつかり合い、炎の色が更に禍々しい物と成ったが、炎の周りでは何故か草木が生え始める
エーリッヒ(戦闘)
クッ…相変わらず恐ろしいわね
更に禍々しくなった炎がエーリッヒに飛んでくる。エーリッヒは腕で炎を払い、払われた炎は地面に落ち、その場所には草木が芽吹きだす
気づいた頃には2人の周りには木々が生い茂っていた
エーリッヒ(戦闘)
…しばらく腕が使い物にならなくなったけど…アンタも本気でやったんでしょ?ちょっと休憩しましょ
炎を払った腕がシワシワの老人のように細い腕と化す
ヒューリーズ
フフーフ…そうね少し休憩しましょうか…
ヒューリーズ
…一つ約束をしてもいいかしら?
エーリッヒ(戦闘)
何よ?突然?まあ、内容次第ではいいわよ
ヒューリーズ
私を一人残して死なないと誓え、私を一人生かしはしない事を
エーリッヒ(戦闘)
貴方を一人逝かせはしないと誓うわ
『『耐火の愛であなたを殺すのは私だけ』』
ヒューリーズ
それじゃあ、お喋りはこれまでにして…続きをしましょうか
エーリッヒ(戦闘)
いいわよ、存分にあなたの愛に応えてあげるわ!
その美しき罪を重ね 死を重ね 死を重ね 死を重ね
それでもまた 生きて 生きて 生きて 生きて 生きて
だから何度でも殺して
『『私があなたを何度でも殺してあげるから』』
殺して 、愛して、
涅槃 ( さいご )まで!

1  

投稿日時:2017-10-29 15:46
投稿者:エーリッヒ
閲覧数:49

↑このページの先頭に戻る