真知子さんのヤスナちゃんが風邪ひいた
そこで慌ててシップした
- 📲
キワさん
- あ・・・電話・・・
や、ヤスちゃ・・・あっそうだ・・・今はバイト中だった・・・
真知子
- うぅ・・・電話誰からだろう・・・怖いなぁ・・・
真知子
- あー、もしもし?
真知子先生?
私、ヤスナちゃんのバイト先の北条極です〜。
覚えてるかな?
キワさん
- あ・・・き、キワちゃん・・・
真知子
- 先生、今忙しい?
キワさん
- えっと・・・仕事中だったけど・・・な、何かあったの・・・?
真知子
- えーっとね、ヤスナちゃんがバイト中に熱を出しちゃって早退することにしたんだけど、一人でバスに乗せて帰らせるのはちょっと心配だから迎えに来てもらえないかなーって
キワさん
- ええっ?!
や、ヤスちゃんは?!ヤスちゃんは大丈夫なの?!
真知子
- あ、うん。今ウチの部屋で冷えピタ貼って擦りリンゴ食べさせてるところ。
熱って言ってもヤバい程の高熱とかじゃないから心配しなくて大丈夫だよー。
キワさん
- よ、よかったぁぁ〜〜〜〜!
あっ、あの、す、すぐ行くから、ま、待ってて!
真知子
- はーい
キワさん
- 📱
真知子
- 📲
真知子
- はい、もしもし?
キワさん
- あっ、あぁあのっ、ヤスちゃんの声を聞かせてっ!
真知子
- あーハイハイ、ちょっと待っててね
キワさん
- ヤスちゃぁん・・・・・
真知子
- ・・・
真知子
- ケホッ、ケホケホッ
もしもし、先生ぇ?
ヤスちゃん
- ヤスちゃん!!
熱出たって?!大丈夫?!
真知子
- うん、大丈夫よー。ケホッ
心配しなくていいから、車のっケホッ
車の運転に気を付けてね?
ヤスちゃん
- (ヤスちゃん咳してる・・・咳をしてるヤスちゃんの声もかわいい・・・)
真知子
- はっ!
あっうん!何か買ってきて欲しいものはある?!
真知子
- エヘヘ、先生〜、それは帰りでもいいやつでしょ〜?
ヤスちゃん
- あ・・・そ、そうだった・・・!
真知子
- とにかく私は大丈夫だからね、落ち着いて来てね?
ヤスちゃん
- うん、わかった・・・すぐ行くからね・・・!
真知子
- 📱
真知子
- キワさん、電話切れた。ケホッケホッ
ヤスちゃん
- はーい。さっきより咳出てきたね。今週はもういいから、帰ったら先生に病院連れてってもらいなね?
キワさん
- うん。けど心配だなー。先生は病院苦手だし。
ヤスちゃん
- えっ、待ってる方だよ?
キワさん
- そう。ほら、待合室って色んな人がが来るから、私が診察室に入ってる間ら先生落ち着かなくなっちゃうんじゃないかって思って。
ヤスちゃん
- それならさ、先生を保護者として一緒に入れてもらえばいいんじゃないの?
キワさん
- あ、そっか!ケホッケホッ
それなら安心ね!
ヤスちゃん
- にしても、先生えらく慌ててたねぇ(笑)
ヤスナちゃんと電話してる声がこっちまで聞こえてきたよ。
キワさん
- アハハぁ・・・
ヤスちゃん
- (30分後)
真知子
- や、ヤスちゃん!!
真知子
- あ、先生〜。ケホッ
ヤスちゃん
- おっ、真知子先生来たねぇ。
じゃあヤスナちゃん、お大事にね。
キワさん
- うん!リンゴありがとうねキワさん!
ヤスちゃん
- ヤスちゃあぁ〜〜ん!うっ、うぅっ・・・
真知子
- も〜先生ってばぁ、なにも抱きついて泣くことないでしょ〜!
ヤスちゃん
- ううっ、ら、らってぇ、ヤスちゃんが熱出したって聞いてからもう心配で心配で・・・!
真知子
- ケホッケホッ
ヤスちゃん
- だから私は大丈夫だって(笑)
そんなことより今日は早く帰って様子を見て、悪化したら病衣に連れて行って欲しいな!
ヤスちゃん
- うん・・・・・グスッ
真知子
- そ・れ・に
今なら風邪気味の私をひとりじめして看病できるチャンスなのよ・・・♡
ヤスちゃん
- ・・・!!!!
か、帰ろう!!
立てる?大丈夫?歩ける?大丈夫??
真知子
- も〜〜(笑)
じゃまたね、キワさん!
ヤスちゃん
- またね〜
キワさん
- (先生ってとってもチョロいんだなぁ。完全にヤスナちゃんに飼い慣らされてる感があったぞ?)
キワさん
- (そういえば先生、私に一言も挨拶しないどころかヤスナちゃん以外何も視界に入れなかったな。それほどまでにあの娘が好きってところが先生らしいところだけどねぇ)
キワさん