この仔は誰?【後編】(FGO)
《前回までのあらすじ》新宿のアヴェンジャーと会話するために、通訳としてタマモキャットを連れてきたマスターだったが───
- ご主人
アタシにどーんと任せるがよい
キャット
- よし、
ええと、オレはマスターのぐだお
さっそくだけど、君の真名は────
ぐだお
- グルゥウアアア!!
新宿のアヴェンジャー
- 貴様に名乗る名など無いのだな!
穢らわしい人間めがワン!
キャット
- キャットさんの口調……ですよね?
マシュ
- 敵対心丸出しか……
ぐだお
- 先輩冷静ですね
マシュ
- 10分後
マシュ
- グルゥ
新宿のアヴェンジャー
- 嫌いなものは地震雷火事人間なのだな
キャット
- へえ、そうなんだ!
ぐだお
- 先輩のコミュニケーション能力が時々怖いです……
マシュ
- ヴァゥヴァゥ!
新宿のアヴェンジャー
- 上に乗ってる人間っぽいのは気にしたら負けなのである
キャット
- そう言えば乗ってるね
頭ないけど……
ぐだお
- ハッ……狼の上に人……?
そうか!
君の真名がわかったぞ!
ぐだお
- 本当ですか先輩!
マシュ
- ああ
彼、いや彼女の真名はモロだ!
ぐだお
- ヴァゥ?
新宿のアヴェンジャー
- なんと?
キャット
- はい?
マシュ
- 巨大な狼、いや山犬!
しかも人間が嫌いで、背中に人を乗せてる!
ぐだお
- 乗ってる人はシシ神の力(大人の事情)で顔を隠したサ─────
ぐだお
- ゴアァァオオオオン!!
新宿のアヴェンジャー
- 黙れ小僧!と言ってるワン
キャット
- ほら、やっぱり!
ぐだお
- どうしてちょっと嬉しそうなんですか?
先輩?
マシュ
- END
マシュ