人見轢沙子と蓬莱少女繪幻想の燻製
月光ちゃんは燻製ができる
- 7人が住む屋敷。午後の昼下がり
ナレーター
- るーん
月光の反魂
- あら?何かしら?
人見轢沙子
- ああ。燻製だ
月光の反魂
- 燻製?スモークサーモンとかそういうの?
人見轢沙子
- 合ってる。ただ、やってるのは様々な食材だ
月光の反魂
- 見るかぎりでは・・・。チーズとウインナーと味付け卵に謎の肉塊ね
人見轢沙子
- 謎の肉塊では変だろ!砂肝やレバーやもも肉だ
月光の反魂
- 月光ちゃんって肉料理得意よね。前に血湧き肉踊る料理とか言ってなんだろうと思ったらローストビーフだったし
人見轢沙子
- ふっ。そして燻製も得意だ
月光の反魂
- そうなのよね
お掃除メイド
- あっ。メイドちゃん
人見轢沙子
- 月光ちゃん肉料理は得意で、私よりも肉加減を知ってるの
お掃除メイド
- はっ。宝くじで当てたお金で焼き肉屋行ったときも焼き肉奉行してたの月光ちゃんだったわ
人見轢沙子
- 月光は肉が好きだからな。自然と肉の加減がわかるようになった
月光の反魂
- たまに肉料理するとき月光ちゃんの力を借りてるわ
お掃除メイド
- なるほど。けど私も肉料理好きよ
人見轢沙子
- そうだったな。轢沙子、燻製された砂肝を食べれば好きになるぞ
月光の反魂
- 期待してるわね
人見轢沙子
- 月光はそのまま燻製の準備を整えると燻製器の中のチップに火を付け、蓋をした
ナレーター
- 後は、しばらく待て
月光の反魂
- 楽しみね!あっ、もう煙が出てる
人見轢沙子
- 相変わらず煙が。けどこのぐらいしないと燻製されないのよね
お掃除メイド
- いい香りすのかしら?嗅いでみようっと
人見轢沙子
- 轢沙子、燻製器に近寄って嗅いでみる
ナレーター
- ゲホッ!ゴホッゴホッ!!・・・普通の煙だった
人見轢沙子
- それが味を付ける煙なのだ
月光の反魂
- 煙を直接嗅ぐなんて度胸あるわ轢沙子ちゃん・・・
お掃除メイド
- なんかこっちまで燻されそう・・・。離れておこうっと
人見轢沙子
- 轢沙子、月光、メイドは燻製器から離れる
ナレーター
- じゃあ後はほっといていいわね
人見轢沙子
- いや、時々様子を見ないといけない
月光の反魂
- そうなんだ?
人見轢沙子
- 月光、しばらくリビングにいる
月光の反魂
- しばらくして燻製器から煙が消えた
ナレーター
- ふっ。そろそろ開けようか
月光の反魂
- どんな風になってるか楽しみだわ
人見轢沙子
- うおお!燻製か!やったぜ!
未来世紀のブロンド巫女
- 私はチーズが好きだ!
神道国幻想
- レバーの味がたまらないのですよね
白山修験
- ・・・燻製は、なんでも美味しいのよ
読書と妖怪の秋
- 貴女たちいつの間にか湧いたわね!?
人見轢沙子
- そりゃ燻製だもの。楽しみに決まってるじゃない
お掃除メイド
- あー、まあそうか
人見轢沙子
- さあご開帳だ!
月光の反魂
- 燻製器を開けるとちょうど良く燻された食材があった
ナレーター
- お、おー!これで出来上がりなのね!
人見轢沙子
- では早速味見しよう。轢沙子、砂肝を食べてみろ
月光の反魂
- いいの?じゃあ一口
人見轢沙子
- 轢沙子は燻された砂肝を口に入れる
ナレーター
- どうだ?
月光の反魂
- ん・・・!うまい!!こんなに美味しいの!?すごい!
人見轢沙子
- 燻製は美味しいですよ
白山修験
- じゃあまとめるから今日の食卓に並べるわ
お掃除メイド
- あっ!私も!チーズを食べたい!
神道国幻想
- 味付け卵ぉぉー!
未来世紀のブロンド巫女
- ・・・慌てなくても食卓に出るからいいじゃない
読書と妖怪の秋
- がるるる
未来世紀のブロンド巫女
- きしゃー
神道国幻想
- ぶじゅるぶじゅる
未来世紀のブロンド巫女
- 何エイリアン化してるのよ
人見轢沙子
- (んまあ、本当はもっと用意したかったが用意すればするほどうるさいしな・・・)
月光の反魂