フランクな友達について
贋作イベントについてのぐだ子の疑問です
- ふむぅ……
ぐだ子
- どうかしましたか?先輩?
マシュ
- あ、マシュ。実は悩み事があって
ぐだ子
- 私でよければ聞きますが
マシュ
- この前の贋作が出回った時のこと覚えてる?
ぐだ子
- ダヴィンチちゃんのあれですね
マシュ
- そうそう。その時にジャンヌオルタとブリュンヒルデいたじゃない?
ぐだ子
- なんでブリュンヒルデだったんだろうって思って
ぐだ子
- 他のサーヴァントでも良かったのでは?ということですか?
マシュ
- うん
ぐだ子
- そう思ってマリーに相談してみたの
ぐだ子
- (かなり相談してはならないと思われる人に!?)
マシュ
- …
我が家のまゆちゃん
- ねぇ、なんでオルタはマリーの贋作を作らなかったんだと思う?
ぐだ子
- ふふ、そんなの簡単よ
マリー
- 彼女はジャンヌだけどジャンヌじゃない
マリー
- 彼女もジャンヌにとっての私のような存在が欲しかったのでしょうけど、その相手まで私にしてしまうのはプライドが許さなかったのね
マリー
- だから、彼女は彼女にとってのマリーを私にする訳にはいかなかったの
マリー
- なるほど。分かった。ありがとねマリー
ぐだ子
- いいえ、どういたしまして
マリー
- あぁ、それにしてもいくら違うジャンヌとはいってもそんな風に私のことを思ってくれているなんてとても嬉しいわ!!
マリー
- 僕も君の事は大好きさ!マリア!
アマデウス
- ごめんなさい。流石に◯さんはちょっと……
マリー
- ……
我が家のまゆちゃん
- という感じでマリーじゃない理由は無事解決しました
ぐだ子
- (平常運転とはいえお一人ひどいことに……)
マシュ
- だからブリュンヒルデ以外だと誰になるのか考えてみよう!
ぐだ子
- なら清姫さんとかはどうですか?
マシュ
- 清姫かぁ……
ぐだ子
- あぁ、姉上様……。もっと私を騙してくださいまし……。もっと私を姉上様で翻弄してくださいまし……。
清姫
- 何かあまり変わらないね
ぐだ子
- その、普段よりかは転身火生三昧は少なそうですけど
マシュ
- でもオルタってそこまで嘘つきって訳でもないよね
ぐだ子
- アルトリア系ならどうかな?
ぐだ子
- オルタ、お昼ご飯を食べに行きましょう。え?いつも食べるのは私だけでお前は食べないじゃないかって?…いえ、私はオルタが食べている姿を見るのが好きなんです。
アルトリア
- なんか友達を装いつつもどことない百合の香りが
ぐだ子
- いいんじゃない?
ぐだ子
- でもオルタさんイングランドお嫌いですよ?
マシュ
- ならアルトリアも没っと
ぐだ子
- Σ(゜Д゜)
アルトリア
- あ、もしかして結果的にブリュンヒルデがああなっただけでもっと他に重要なポイントがあったのでは!?
ぐだ子
- と、言いますと?
マシュ
- ほら、ジャンヌ達って背が低いから背の高い女の人に憧れがあったんじゃないかな
ぐだ子
- だから背が高いっていうのも大きなポイントなんだよ!
ぐだ子
- なるほど、一理ありますね
マシュ
- ブリュンヒルデさんも背は高いですし
マシュ
- ふふふ、オルタも実は小さかったり背が高い人に憧れてるなんてなかなか可愛いところあ……る……?
ぐだ子
- ずいぶんと楽しそうね?マスター?
ジャンヌ・オルタ
- 一体何について盛り上がっていたのか聞かせてもらおうかしら?
ジャンヌ・オルタ
- え、いや、えっと、その、そう!背が高い女の子は魅力的だなーって!!
ぐだ子
- なら背の低い女は魅力がないと?
ジャンヌ・オルタ
- いやいや!背の低い女の子も可愛らしいと思うよ!だからオルタもそんなに背が低い事を気にしないで!
ぐだ子
- あ、ちょっ、先輩……
マシュ
- いつ私が平均より少しだけ背が低いことを気にしたというわけ?
ジャンヌ・オルタ
- え、いやあれー?ジャンヌの方だったかなぁ……?
ぐだ子
- (思いっきり気にしてる口振りですね)
マシュ
- これは憎悪によって磨かれた我が魂の咆哮……吼え立てよ、我が憤怒!
ジャンヌ・オルタ
- え?ちょっ!
ぐだ子
- あーれーーー!
ぐだ子
- 全く、勝手に人の話で盛り上がるなって事よ
ジャンヌ・オルタ
- あ、旦那様は頂いていきますね?
清姫
- 別にいいけど……
ジャンヌ・オルタ
- さぁ、旦那様。私が介抱して差し上げますね。どうぞこちらへ……。うふふふ。
清姫
- 貴女やっぱり病気よ、清姫……
ジャンヌ・オルタ