人見轢沙子と蓬莱少女繪幻想の虫
虫退治
- 7人が住む屋敷。晩御飯を終えたときにて
ナレーター
- 轢沙子ちゃん、その皿はそこに重ねといて
お掃除メイド
- はいはーい
人見轢沙子
- ふぅ
人見轢沙子
- 賢者タイム?
お掃除メイド
- 違います
人見轢沙子
- やっぱり人数多いから料理の量はそうだけど、出る皿の数も多いわねー
お掃除メイド
- それでも毎日決まった時間に料理を出せる貴女はすごいわよ
人見轢沙子
- ありがとう。私、料理ができるだけでもみんなの力になれると思うの
お掃除メイド
- 私も料理できればね。メイドちゃんの力になれたのに
人見轢沙子
- 大丈夫よ。ある程度手伝ってくれたら嬉しいから
お掃除メイド
- 貴女も働いている身だし、無理はさせたくないわ
人見轢沙子
- そういうと、突然ブーンという音が鳴る
ナレーター
- ? 何かしら?
お掃除メイド
- カブトムシかしら?
人見轢沙子
- 2人が音のする方向に目を向けると、そこには黒いあいつが空を飛んでた
ナレーター
- い、いやーぁあああ!!
お掃除メイド
- ・・・っ!
人見轢沙子
- 轢沙子は黒いあいつを手づかみすると窓を開けて外に出したのであった
ナレーター
- ひぃ!?轢沙子ちゃん!?
お掃除メイド
- これで安心。あ、手を洗ってくるわね
人見轢沙子
- そそくさ轢沙子は手を洗いに行った
ナレーター
- す、すごい・・・。アレを怯みもせず手で・・・
お掃除メイド
- はいはいまたまたなんだ?
未来世紀のブロンド巫女
- あっ、ブロンドちゃん!今ね、黒いあいつが飛んでいて轢沙子ちゃんが手で捕まえて逃がしたのよ!
お掃除メイド
- うぉっ!マジか!?轢沙子度胸あるなー
未来世紀のブロンド巫女
- はぁぁ、轢沙子ちゃんいなきゃ後片付けできずに逃げ回ってたわ・・・
お掃除メイド
- 戻ったわ
人見轢沙子
- 轢沙子、ちゃんと手首の根元まで洗ったか!?
未来世紀のブロンド巫女
- 大丈夫よ。しっかり洗ったわよ
人見轢沙子
- アレ、バイ菌すごいわよ!
お掃除メイド
- ついでにアルコール消毒したわ。誰が置いたのかわからないけど
人見轢沙子
- ならいいな
未来世紀のブロンド巫女
- いやあ・・・それよりここは庭園があるから虫は出るのは仕方ないわね
人見轢沙子
- 虫の話と聞いて
月光の反魂
- ・・・詳しく聞けせてもらえるかしら?
読書と妖怪の秋
- ゴキブリの話よ?
人見轢沙子
- 直球に言ったな!
未来世紀のブロンド巫女
- ・・・無かったことにする
月光の反魂
- ・・・あら、滅ぼさないと
読書と妖怪の秋
- 名無しさん虫好きなの初めて知ったけど、2人ともやっぱりダメなのね
人見轢沙子
- 奴らは地獄へ落とさねばならぬ。紀元前から生きているからもうそろそろ絶滅してもいいだろう・・・!!
月光の反魂
- 殺気がすごい
人見轢沙子
- はぁー、次の季節に備えて虫を来ないようにするアイテムとホイホイが必要ねー
お掃除メイド
- ・・・蚊取り線香も必要よ
読書と妖怪の秋
- 蚊取り線香、意外と効果あるんだよな
未来世紀のブロンド巫女
- 全部買いましょう。これで食事中に出たら最悪よ
人見轢沙子
- そうするか・・・
未来世紀のブロンド巫女
- 突然足元から影が見えた
ナレーター
- きゃ!な、なにっ!
お掃除メイド
- ・・・ネズミね
読書と妖怪の秋
- うわあ!ネズミはもっと面倒だぞ!
未来世紀のブロンド巫女
- す、すぐに外に出さないと!
人見轢沙子
- この俗物めぇぇ!!貴様が住んでいい場所ではない!!
月光の反魂
- その後、ネズミを追い出すためにしばらく格闘してた
ナレーター
- 後の2人はというと
ナレーター
- おー!可愛いな。この玉虫ってやつ!
神道国幻想
- うちの神社のすぐ近くにいたんですよ。綺麗ですよ
白山修験
- 虫と一言で言ってもこんな可愛いのがいるんだな
神道国幻想
- はい。カブトムシやクワガタもいいですけど、この玉虫も悪くないですね
白山修験
- 虫談義してた
ナレーター