deemoと和田どん
オリジナルストーリーならこの前のコピペみたいなクソミスを犯さないので初投稿です。今回は真面目やぞ
- ……
deemo
- (…deemoは何もしゃべってくれない。)
少女
- (どうしたらいっしょにお話が出来るんだろう…?)
少女
- 浮かない顔をしてるドン!どうかしたのカッ?
どんちゃん
- あなたは?
少女
- 僕は和田どんだドン!
どんちゃん
- 和田どん…どうやってここに来れたの?
少女
- それが僕にもヨクワカラナイドン…。気がついたら、ここにいたドン!
どんちゃん
- そうなんだ…(そんなことってあるのかな?)
少女
- それで、さっきから元気がないドン。どうかしたのカッ?
どんちゃん
- うん、実は…
少女
- ────────────
少女
- つまり、あの黒い人、deemoといっしょにおしゃべりがしたい、ってことでいいのカッ?
どんちゃん
- うん、だいたいそんな感じ
少女
- 分かった、僕も手伝うドン!
どんちゃん
- でも、どうすればいいのかな…
少女
- 任せるドン!ドン魂にできないことはないドン!
どんちゃん
- deemo!いっしょに演奏するドン!
どんちゃん
- ……
deemo
- 演奏で、おしゃべり…?
少女
- deemoといっしょに演奏すれば、それだけドン魂が高まるドン!
どんちゃん
- 最高まで高まったドン魂は、不可能を可能にする!ドン!
どんちゃん
- よくわかったような、わからないような…
少女
- ……
deemo
- deemoはやる気だドン
どんちゃん
- ……分かった、私も演奏してみる
少女
- でも、ピアノに太鼓の音って合うのかな?
少女
- 大丈夫だドン!クラシックでも何回もお祭りを成功させたドン!
どんちゃん
- それはすごいね!
少女
- 練習曲Op.10-4とか!
どんちゃん
- それはすごいね…
(すごいのかな…)
少女
- で、deemoは何を弾きたいのカッ?
どんちゃん
- ……
deemo
- あ、この曲って…
少女
- トルコ行進曲!演奏したことがあるドン!
どんちゃん
- さっそく演奏するドン!
どんちゃん
- うん!
少女
- さぁ、はーじまーるドン!
どんちゃん
- -演奏開始-
deemo
- ……(~~♪~~♪
deemo
- どんどこどーん!
どんちゃん
- ……(~~♪~~♪
少女
- (この曲…どこか懐かしい感じがする…)
少女
- (兵隊さんが隊列を組んで歩いてて…それを私は見てたんだっけ…)
少女
- (隣にだれかいたような…誰だろう?)
少女
- (……やっぱり思い出せない……)
少女
- ……(~~♪~~♪
deemo
- どこどこどーん!
どんちゃん
- ……(~~♪~~♪
少女
- -演奏終了-
deemo
- フルコンボだドン!
どんちゃん
- すごくいい演奏だったよ、どんちゃん!
少女
- そして、deemoは…!
どんちゃん
- ……
deemo
- ……
少女
- ……
どんちゃん
- ……
deemo
- ……
少女
- ……
どんちゃん
- ……
deemo
- …しゃべらないね
少女
- 無念だドン…
どんちゃん
- ごめんだドン…力になれなくて…
どんちゃん
- ううん、ありがとう、どんちゃん。
少女
- ……あれ?
少女
- どうしたんだドン?
どんちゃん
- ほら、木を見て…!
少女
- 木?あっ!
どんちゃん
- たくさん花が咲いてるドン!!すごいすごーい!
どんちゃん
- きれい…こんなに花が咲くの、久しぶりかも…
少女
- ……
deemo
- (deemoも、どこか嬉しそうに見える…)
少女
- …本当に、ありがとう、どんちゃん…って…
少女
- ……いない……?
少女