可愛いゴスロリメイド
カニファン時空が記憶の片隅にあるギルとオルタさん。
- おいセイバー。
ギルガメッシュ
- 我の退屈しのぎに付き合わせてやろう。
貴様には過ぎたことだ。喜べ。
ギルガメッシュ
- む。英雄王か。
アルトリア オルタ
- あ。
ギルガメッシュ
- 私に何か用か英雄王。
アルトリア オルタ
- いや、人違いだ。
行くがいい。
ギルガメッシュ
- 貴様、この私を暇つぶしに付き合わせようというのか。
アルトリア オルタ
- 人違いだと言ったであろう。
構うな、行け。
ギルガメッシュ
- 貴様を見ると違うどこかの我の何か嫌な姿が思い浮かぶ。
ギルガメッシュ
- 不快だ。
ギルガメッシュ
- そう遠慮するな英雄王。
この私が直々に貴様の暇つぶしに付き合ってやろう。
アルトリア オルタ
- 例えばそうだな。
とりあえず夜の街にくりだしてみるのはどうだ?
アルトリア オルタ
- ……!!!
ギルガメッシュ
- 冗談だ。
アルトリア オルタ
- 安心しろ。
今のこの時代にはこのカルデアの外は存在しない。
つまり可愛いゴスロリメイドもいはしない。
アルトリア オルタ
- 貴様……! 何故それを!
ギルガメッシュ
- さぁな。
アルトリア オルタ
- 私自身には覚えはないが、記憶の片隅に思い浮かんだ言葉を言ったまでだ。
アルトリア オルタ
- 貴様には心当たりでもあるのか?
アルトリア オルタ
- そんな下賤なものなどこの我が知るものか。
テイクアウトなど我は知らぬ。
ギルガメッシュ
- 墓穴を掘ったぞ英雄王。
アルトリア オルタ
- おのれ、雑種風情が……!
ギルガメッシュ
- お前をテイクアウトなど、そう言えるものではない。
流石は英雄王といったところだな。
アルトリア オルタ
- 貴様、どこまで覚えているのだ!
ギルガメッシュ
- さてな。
私自身は何も知らぬよ。
アルトリア オルタ
- 我をコケにするとはいい度胸だなセイバー。
ギルガメッシュ
- コケになどしていないさ。
さぁ、では行こうか夜の街に。
私が貴様をテイクアウトだ。
アルトリア オルタ