私のお姉ちゃん 2
2回目の投稿です! これで一応終わりますが、''終''も一応出します!宜しくお願いします
- ふふ。
誰か
- ハンナ。
誰か
- …誰?
ハンナ
- あら。知らないの?
誰か
- 私は貴女のお姉ちゃんなのに
誰か
- 誰?どういうこと?
ハンナ
- 私はマリーヌ
マリーヌ
- 貴女の姉
マリーヌ
- もう死んでしまったけどね
マリーヌ
- どういうこと?私は1人よ?
ハンナ
- 姉なんでいないわ
ハンナ
- 意味がわからないわ
ハンナ
- あー。聞かされてないのね
マリーヌ
- どういうこと???
ハンナ
- 意味わかんない
ハンナ
- 私ね、貴女が生まれる1年前に死んだの。
マリーヌ
- 今日が命日で、お母さんはお墓に来てくれたんだけど
マリーヌ
- 私はお母さんを許せない。お母さんに殺された。
マリーヌ
- 貴女だけが生きてる。。。なんで?なんで貴女が生きてるの
マリーヌ
- 知らないよ!警察を呼びますよ!
ハンナ
- 呼んでも無駄。私、死んでるもの
マリーヌ
- 今どこにいるの?私、やっと家に入れたんだけど
マリーヌ
- え?家に入れた?
ハンナ
- 家にいるの?
ハンナ
- いるよ
マリーヌ
- ねぇ。なんで貴女が生きてるの?ねぇねぇ
マリーヌ
- ねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ
マリーヌ
- 止めて!
ハンナ
- もうメッセージをやめてよ
ハンナ
- 来ないでよ!
ハンナ
- あ、階段見つけた。もう忘れちゃてね
マリーヌ
- 止めて止めて
ハンナ
- 私お姉ちゃんなのよ
マリーヌ
- 妹と一緒にいたい。
マリーヌ
- なんで私が殺されたか知ってる?
マリーヌ
- 勉強ができないからだって
マリーヌ
- 運動神経が悪いからだって
マリーヌ
- え?ママとパパはそんな人じゃない
ハンナ
- 私にお姉ちゃんはいない!
ハンナ
- お母さん、まだ帰ってこないかしら
ハンナ
- 二階にはいない。3階かな
マリーヌ
- 来ないでよ!
ハンナ
- ギシギシ、、、
と階段を登る音
ハンナ
- 止めて、来ないで!殺さないで
ハンナ
- あれ?
ハンナ
- 止んだ?
ハンナ
- いなくなったの?
ハンナ
- マリーヌ?
ハンナ
- いないのね?
ハンナ
- みーつっけた
マリーヌ
- え?
ハンナ
- エリン ママ
ハンナ
- ハンナ?もうすぐつくわ
エリン ママ
- ハンナ?大丈夫?ベッドルームよね?すぐ行くわ
エリン ママ
- ハンナ?携帯持って行ったの?
エリン ママ
- 見てるなら返事を頂戴
エリン ママ
- ハンナ!
エリン ママ
- ハンナ?
エリン ママ
- 鍵、かけたの?
エリン ママ