創作
創作っ子たちの日常（めっちゃ雑）
- 日常
羽陽
- えー…それでは『第1回 こし餡・つぶ餡会議』を始めます
卓海
- おー！
悠馬
- え…？どうしたの急に…
蓮
- まず始めに、つぶ餡派とこし餡派にわかれてください
卓海
- （また唐突に謎の会議始まったな…）
莉緒
- 莉緒さん、莉緒さんはどっち派ですか？
日向
- 俺は特に拘りないけど、強いて言えばつぶ餡派かな
莉緒
- えーっ！そうなんですか！？私はこし餡派です…
日向
- ほらそこー！今はわかれるだけで、まだ話しちゃダメだぞ！
卓海
- はい…
日向
卓海
- …よーし、ちゃんとわかれたな？
卓海
- 俺、三雲、悠馬がこし餡で、
卓海
- その他つぶ餡…だな
紫音
- やっぱりつぶ餡が1番よね〜♪
沙奈
- いや待て。俺はそもそも餡子が嫌…
鏡也
- それでは会議スタートッ☆
卓海
- 聞け
鏡也
- いや、何について話すのこれ！美味さを語ればいいの！？
悠馬
- いや〜ぶっちゃけ悠馬と同じってのが嫌すぎてつぶ餡派に移りたいけど、やっぱこし餡が最高っしょ
卓海
- なんで俺と一緒が嫌なのかな〜？？
悠馬
- こし餡と言えば、あの滑らかな舌触り！邪魔するものは何もない、我が道を貫く真っ直ぐな生き様！こし餡に勝るものなんて、どこにありますか！？
日向
- ないね！
卓海
- ソーダソーダ〜（何言ってんの…？）
悠馬
- 粒の触感を味わってこその餡子でしょ〜？あのツブツブ感が堪らないのよね〜っ！
沙奈
- ふんっ…ま、まぁ、悠馬がこし餡が好きというなら、別に否定はしない！こし餡も美味いからな！あー美味い！あー…だがつぶ餡も捨てがたいんじゃないか…？そうでしょ悠馬そうだと言って
紫音
- 複雑な気持ちナンデスネ…
悠馬
- 説得すればいいのかな…？んーと…例えばおしるこは粒が入ってないと物足りないって思わない？
蓮
- 思わない
卓海
- 思わない
悠馬
- 思いませんね
日向
- ご、ごめんね僕黙るね
蓮
- 粒って邪魔なだけじゃねー？何年か前に仲いい奴と和菓子屋行って大福食ったんだけどさー、小豆の皮が歯に挟まっちゃったんだよなー。取りたくてもなかなか取れなくて恥ずかしかったわ〜
卓海
- 女子かっ！！
悠馬
- こし餡も美味しいんだけど、食べ終わりまで変化が無いから物足りなく感じるんだ。逆につぶ餡は触感や味に変化があるから、大袈裟に言うと楽しいんだよね
莉緒
- わかる〜♡粒があると、食べてるって感じがして口の中が満足するのよね〜
沙奈
- 物足りない…！？美味しさというものがありながら、まだ何か求めるんですか！？贅沢です…贅沢ですよ！！
日向
- 日向は何でさっきから無駄に壮大なんだ…
悠馬
- 餡子を食べていて物足りないと感じるようでは、真の餡子好きとは言えませんねぇ
日向
- 別にどれだけ餡子好きかを競い合っているわけでは無いだろう。粒は有りか無しかの話だ
紫音
- うーんめっちゃ正論！（好き）
悠馬
- 粒なんて邪魔ですよ、邪魔！もし和菓子につぶ餡が入ってたら、粒だけ町中に振り撒いてやりますよ！
日向
- えー何それ普通に楽しそー！
卓海
- 話逸れてきてるわね
沙奈
- いつものことですね
莉緒
- どーでもいいけどよ、外雨降ってんぞ
鏡也
- あ…ほんとだ気付かなかったね
蓮
- はっ！みんなの洗濯物干しっぱなしだったわ！ちょっとしまってくるわね！
沙奈
- 俺も行きます
莉緒
- …粒、降りましたね
日向
- なんか言ったか？
鏡也
- い、いえ
日向