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ひとり劇場

小次郎と俊(体育最後)

「優子と麗華」の後日談な感じ

小次郎
あ、副会長
仕事お疲れ様です
小次郎
お疲れ
小次郎
そっちはどうだ?
片付いたか?
はい
結構時間はかかりましたが
小次郎
それはそうだ、
体育祭で一番大変なのは
会計だからな...
苦情が多くて、俺一人では
処理出来ませんでしたよ
小次郎
助けられなくて悪かった、
僕も忙しくて
小次郎
それにしても、俊も困る時はあるんだな...
いつも飄々としてるから
苦情受付係は適任かと思ったけどな
飄々そうに見えてても内心は
酷く混乱してましたからね
小次郎
悪い、失言だった
小次郎
ところで本題に入るけど
小次郎
最近、会長の様子が
おかしくないか?
会長?
そうですか?
小次郎
ほら、いつもの調子じゃない
というか...
小次郎
昨日なんて、あの会長が
仕事を休んでどこかに
出掛けていったし
ああ
恐らく会長のお友達と
何処かへ行ったのかと
小次郎
会長の!!?友達!????
小次郎
いたのか!!!!?
副会長...
小次郎
はっ·····
この間、十和の会計の人と
話してる会長を見ました
普段よりも親しげな感じ
だったように伺えましたが
小次郎
かっ、会計って
優子さんじゃないか!!?
小次郎
どうしてあの二人が
知り合いですか?
お二人は2年生ですし、通じるものがあったんですかね
小次郎
そういえば会長は2年だったか
会長も人なんですから、
お友達と仲良くしたいと
思うのは当たり前ですよ
今は見守りましょう
小次郎
なんだかおまえ会長の
保護者みたいになってきたな
保護者じゃありません、
会長の右腕です
小次郎
違うだろ、副会長である
僕が右腕だ!
右腕だけは譲れません

 

投稿日時:2017-02-22 22:47
投稿者:つれなし

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