【おそ松兄さん】ひとりっこ。③
初心者です。キャラ崩壊あり(?)おそ松兄さんが1人っ子になってしまう話③です。※面白みを求めるストーリーではないので、自己責任でお願いします!
- このストーリーは続きものになっております。まだ、ご覧になっていない方は、【おそ松兄さん】ひとりっこ。①〜②をご覧下さい。いつも見てくださりありがとうございます!
- 3,もう1人の松野おそ松
- ────これなら、確実に向こうの世界へ飛ぶことができるだす。
チビパン
- …俺の目の前にあるのは、円球型大型機材。
大型といっても、中は俺が1人入れるくらいの広さだ。
- ありがとな、デカパン…じゃなかった、チビパン博士。。
おそ松
- 俺は振りかえらずに、そう言った。
- …幸運を祈るだす…
チビパン
- チビパンのその一言をきいて、俺はその…なんだっけ?”異世界移動マシーン”とかいう機械へと吸い込まれるように入って行った。
おそ松
- ───いつか、きっと…
- ねぇ、おそ松兄さん?
十四松
- …なんで、あんなこと言ったの?
トド松
- 「消えろ」なんてそんなこと、本当は思ってなかったんでしょ…?
一松
- その言葉…そっくりそのままかえす…
カラ松
- ねえ、消えて?
チョロ松
- ……ッ!?
おそ松
- なんだ…夢か。
- 着いた…みたいだな。
おそ松
- 外の空気を吸う。すると、後ろにあったマシーンが、煙と共に爆発した。
- あっぶね…
おそ松
- さっきまでいた世界と、ほとんど何も変わらない。…だけど、何かが違った。
- 毎日見ていた家なのに、何故か懐かしく感じる。
- (ダイジョウブ。)
おそ松
- 皆、俺を待ってる。…だから、さっき見た夢のようにはならない、きっと…
- 「兄さん、おかえり」って、また言ってくれる。
- いつもは何気なく、当たり前だと思ってたんだけどな
- (きっと、俺んちに俺の偽物がいるはず…)
おそ松
- ピンポーン🔔
- チャイムを鳴らす。
- ガチャ…🚪
- 扉が開く。
- ただいま、トドm…
おそ松
- …?どちら様ですか?
トド松
- …!?
おそ松
- 夢の中より、酷かった。
- お前、俺を忘れたのか!?おい!!!
おそ松
- 俺は、叫びながらトド松の胸ぐらを掴みあげた。
- ひっ…
トド松
- おい…何してんだ?
カラ松
- いつものように、カラ松に引き戻される。
- カラ松…!お前、自分の兄を忘れたのか!?おい、何か言えよ!!!!
おそ松
- 俺は、もう狂ったように叫びまくっていた。
- 俺の兄…?なに言ってんだ、俺の兄貴は”おそ松”だぞ?
カラ松
- だーかーらッ!!
おそ松
- ──何、やってんの…
- (不気味な声がしたと思うと、そこからは見慣れた…というか…)
- …兄さん。
カラ松
- そこには、俺によく似た男が立っていた。
- (あいつが俺の偽物か…)
おそ松
- なにやってんの?俺の弟になにか用?
おそ松(?)
- 奴は淡々と喋るのだ。何も知らないという風に、真顔で。
- ふざけんなよっ!お前の弟じゃないだろーが!!だいたい、お前誰なんだよ…!!!
おそ松