CoC TRPG 水槽の夢 - 3 - にゃるカフェ
オリジナルシナリオ「水槽の夢」のリプレイとして作成しました。
- 水槽の夢 - 3 - にゃるカフェ
GM
- 乃春、夏之、秋人、冬子そして雪の5人は、遠野隆司の家から徒歩5分の「にゃるカフェ」に到着した。
GM
- 外から見た感じはどんな様子?
曙 乃春
- いたって普通のカフェって所で、とくにおかしな所はないよ。
GM
- なかにお客はいるの?
夜江 夏之
- 女性客が数人いる程度だね。
GM
- まあ、中に入ろうか。
曙 乃春
- 5人が店内に入ると、異国風の浅黒い肌の超イケメンな男性が声をかける。
GM
- どうぞ、お好きな席へお座りください。
マスター
- 目星でイケメンを観察します。
曙 乃春
- お好きに
GM
- 目星 , 1D100<=45 → 44 → 成功
曙 乃春
- 非の打ち所がないイケメンだよ。
エジプトの血が入っているのか、彫刻のように美しいね。
年齢は40前後と言ったところかな?
ナイスミドルだね。
GM
- シークレットダイス
マスター→乃春 APP対抗
RES(18-12) , 1D100<=80 → 28 → 成功
GM
- そのマスターの風貌は、乃春の好みど真ん中では無いけれども、かなり好みのタイプのようだね。
GM
- やった、マジイケメン。
ナイスミドル素晴らしい。
曙 乃春
- 乃春は置いておいて…。
5人が座れるようなテーブル席は店内にある?
夜江 夏之
- 店内を見渡すと、一番奥の席が広いテーブル席となっており、最高で6人座れる広さがある。
GM
- じゃあ、そこに座ります。
夜江 夏之
- 全員がテーブル席につくと、マスターが水とおしぼり、メニューを持ってくる。
GM
- こちら、当店のメニューでございます。一番のおすすめは混沌の様な濃い濃いドリップコーヒーでございます。
マスター
- そう言って注文を聞いていく。
GM
- はいはーい。
私、おすすめのドリップコーヒーにしまーす。
曙 乃春
- ウインナーコーヒーはあるかな?
夜江 夏之
- 自分もドリップで。
夕暮 秋人
- ウインナーコーヒーがあるかは幸運で。
GM
- 幸運 , 1D100<=45 → 27 → 成功
夜江 夏之
- よかったね。
GM
- やったね
夜江 夏之
- 冬子はドリップコーヒー、雪はカフェラテをそれぞれ注文した。
GM
- それで、何をお話したら良いでしょうか。
納戸 雪
- そうだね、遠野隆司は研究所と縁があると言っていたけど、その事について何か知っているかな?
夜江 夏之
- それは…
納戸 雪
- そこで雪は口をつぐんでしまう。
GM
- 雪はどんな様子?
心理学?
曙 乃春
- 全員心理学で
GM
- シークレットダイス
曙 乃春
心理学 , 1D100<=75 → 30 → 成功.
夜江 夏之
心理学 , 1D100<=75 → 70 → 成功.
夕暮 秋人
心理学 , 1D100<=60 → 19 → 成功.
GM
- その事について話していいのか迷っている様子だね。
GM
- はい!
言いくるめします。
夜江 夏之
- どうぞ
GM
- 言いくるめ , 1D100<=70 → 89 → 失敗
夜江 夏之
- 夏之から質問攻めされていたから、夏之に対して怯えているね。
GM
- はい!
説得します。
曙 乃春
- 説得 , 1D100<=60 → 65 → 失敗
曙 乃春
- ミステリー作家の怪しさが滲み出ていて、乃春に対して怯えているね。
GM
- 低いけども、言いくるめ。
夕暮 秋人
- 言いくるめ , 1D100<=35 → 18 → 成功
夕暮 秋人
- それを話すことで遠野隆司が助かる可能性が高くなる。大丈夫、誰も君が話したことを彼に言わないよ。だから、安心して話すんだ。さあ。
夕暮 秋人
- 雪は秋人に対して一番怯えているが、逆らったら更に怖いと思ったのか口を開く。
GM
- ST◯でSIZ17の男から言われたら、そら怖いやろね。
曙 乃春
- かわいそう。
夜江 夏之
- 警察だから。
夕暮 秋人
- それでは…。
納戸 雪
- 実は、遠野隆司は僕の母の研究所が募集した治験に参加しているのです。
納戸 雪
- その治験のお手伝いとして、僕は遠野隆司の身の回りの世話をしています。
納戸 雪
- という事は、妙に広いあの家は、研究所の所有なのか?
夕暮 秋人
- はい。
納戸 雪
- へぇ、そう。
夜江 夏之
- 治験っていうと、新薬とかが人体に影響がないか確認するやつだっけ?
曙 乃春
- 遠野隆司に、何か薬を投薬したの?
曙 乃春
- 彼は明らかに体調を崩していたけど、治験は中止にならないの?
曙 乃春
- いえ、その辺りは…
僕も詳しい事は聞いていないので。
納戸 雪
- アイデアをどうぞ
GM
- アイデア , 1D100<=65 → 16 → 成功
曙 乃春
- 治験とは、医療品もしくは医療機関の製造販売に関して、医薬品医療機器等法上の承認を得るために行われる臨床試験のことである。元々は、「治療の臨床試験」の略であるという。
GM
- 安全性を確認した物に対して行われるため、ほとんどの場合体調不良等は出ないという事を野春は思い出す。
GM
- 治験であんなに体調が悪くなるなんて考えられないけど…
曙 乃春
- 遠野隆司は一ヶ月前から治験を始めたのかい?
夜江 夏之
- ええ、そうです。
納戸 雪
- 君は、1年ほど前から、母の研究のお手伝いをしていると言ってたね。
夜江 夏之
- 遠野隆司の治験の手伝いの前は何をしていたんだい?
夜江 夏之
- ほ、他の方の治験のお手伝いをしていました。
納戸 雪
- その人はどうなったの?
夜江 夏之
- …。
納戸 雪
- 雪はあまり話したくない様子だ。
GM
- はい、言いくるめ。
夜江 夏之
- 言いくるめ , 1D100<=70 → 61 → 成功
夜江 夏之
- 話したくないなら、話さなくても構わないよ。ちなみに、僕の隣に座っている秋人は優秀な警察でね、それぐらいの事は簡単に調べられるんだけど。自分から話すのと、警察に調べられるの、君はどちらが良いと思う?
夜江 夏之
- 怖い怖い怖い怖い
曙 乃春
- かわいそう。
夕暮 秋人
- 雪は半泣きになって口を開くね。
GM
- すみません。
実は、遠野隆司の前の治験者は、今入院して治療しています。
納戸 雪
- 彼も、治験を始める以前はとても活発で元気がある方だったのですが…
納戸 雪
- ということは、このまま続けると、遠野隆司も入院するまでになるという事かな。
夜江 夏之
- 死ぬわけではないんだね。
曙 乃春
- 気になるのは、わざわざ世話係をつけるって所だな。
夕暮 秋人
- 治験で体調が悪くなるのはそうそう無いことなんだろ?
定期的な体調確認はするだろうけど、世話係をつけるのは疑問に思うんだが。
夕暮 秋人
- ああ、じゃあ初めから分かっていた事なのかな。
治験者が入院を必要とする程まで体調を崩すことは。
夜江 夏之
- そんなの、治験として認められるの?
曙 乃春
- 研究所直々に治験者を募集かけているのなら、認められていなくても出来るよね。
夜江 夏之
- でも、そんな所に普通応募する人間がいる?
怪しすぎるでしょ。
曙 乃春
- 治験のアルバイト代は大抵高額だからな。金欲しさにする奴は大勢いるだろうな。
夕暮 秋人
- 治験というより、もはや只の人体実験だね。
夜江 夏之
- 大変お待たせいたしました。
マスター
- マスターがお盆にコーヒーを乗せて現れ、5人の前にカップを置く。そして「ごゆっくり」と一言声をかけて、カウンターの奥へと引っ込んでいった。
GM
- うわ、急にイケメンが来るとビックリする。
曙 乃春
- よかったね。
夜江 夏之
- ところで冬子ちゃんに聞きたいんだけど、1ヶ月ほど前、遠野隆司はお金に困っていたの?
夜江 夏之
- ええ。
会うたびにお金がないって口に出して言っていたと思う。
NPC 朝井 冬子
- ということは、無い話では無いということかな。
夕暮 秋人
- さて、雪くん。
僕らとしては、君の母親の研究所がとても怪しく見えるのだけれども、その研究所の場所を教えてもらえないかな?
夜江 夏之
- …。
納戸 雪
- 雪はとても怯えた目で君たちをしばらく見つめた。が、しばらくして意を決したように口を開く。
GM
- わかりました。
ただ、僕も研究所自体の場所は知らないのです。お手伝いに関しては、母から電話で伝えられていたので。
研究所の名前であればお伝えできますが、それでも構わないでしょうか。
納戸 雪
- ああ、それでも構わないよ。
夜江 夏之
- 母の研究所の名前は「四条脳科学研究所」です。
納戸 雪
- 教えてくれて、ありがとう。
曙 乃春
- ところで、母親とは一緒に暮らしてはいないの?
曙 乃春
- ここ1年間はずっと治験者と共に生活していたので…。
それ以前も、母とはあまり会っていなかったように思います。
納戸 雪
- 随分、曖昧なようだね。
夜江 夏之
- すみません。実は1年より前は
あまり記憶がはっきりしていないのです。
納戸 雪
- どうしたの?記憶がないの?
曙 乃春
- いえ、そういうわけではないと思うのですが…。
納戸 雪
- そういうと、雪は腕にはめた時計を確認する。
GM
- ああ、もうこんな時間なのですね。
すみません、もうそろそろ帰らないといけないのですが…
納戸 雪
- はいはーい。
沢山お話ししてくれてありがとうね。
曙 乃春
- いろいろ無遠慮な質問してごめんねー
曙 乃春
- あの、怒ってはいないですか?
大丈夫ですか?
NPC 朝井 冬子
- そう冬子が聞くと、雪はきょとんとした顔で冬子を見る。
GM
- 怒る?あの、いろいろ聞かれてとても怖かったです。本当に。
納戸 雪
- ああ、ごめんね、それは謝るよ。
夜江 夏之
- でも、隆司さんの事を本当に心配しているんだなと思うと、ちょっと嬉しかったです。
納戸 雪
- なにこの子、超良い子なんだけど。
曙 乃春
- それだけに、心が痛む。
夕暮 秋人
- それでは本当に失礼致します。
カフェラテのお代、おいていきますね。
納戸 雪
- ああ、大丈夫です。
私が出しますから。
NPC 朝井 冬子
- 財布を出そうとする雪を冬子が止め、雪は何度もお礼を言いながらお店を出ていく。
GM
- あ、忘れてた!
最後に教えて、君の母親の名前は?
夜江 夏之
- 納戸清香と言います。
それでは。
納戸 雪
- そう言い残し、雪は店の扉を閉めた。マスターが雪の見送りにカウンターから出てきたのが見える。
GM
- さてと、雪くんは結構協力的なようだね。
曙 乃春
- なんとなく、脅した気がしないでもないけど。
夕暮 秋人
- それでもまあ、結構友好的な態度だったと思うよ。
私的には雪くんは白いかな。
曙 乃春
- 雪だから?
夜江 夏之
- そういうつもりでは言ってないよw.
曙 乃春
- まあ、冗談として。
それには同意かな。
秋人はどう思う?
夜江 夏之
- 自分も同じく。
この状況で、雪くんを疑う心証はないな。
夕暮 秋人
- 意見の一致をみたようだね。
曙 乃春
- さてと、あの二人から得られる情報はこれくらいかな?
曙 乃春
- やりたい事といえば、研究所の場所を調べたいよね。
曙 乃春
- 皆スマホを持ってるのだから、ここで調べたらどうかな。
夜江 夏之
- 大抵の事はネットで調べられるでしょ?
夜江 夏之
- 今何時ごろだろうか。
カフェって閉まるの早い?
夕暮 秋人
- 現在の時間経過はこんな感じ
GM
- 13:00 冬子から電話
14:00 冬子の家に移動
15:00 遠野隆司の家に移動
16:00 にゃるカフェに移動
17:00 現在
GM
- 今は17:00だね。
カフェについてはマスターに聞けば良いと思うよ。
GM
- はいはーい。
マスター呼びまーす。
曙 乃春
- ご用でしょうか。
マスター
- マスター!
ここの閉店時間教えてくださーい。
曙 乃春
- カフェの閉店時間は17:00としております。
夜にはバーに変わるため、その準備として17:00~18:00までお店を閉めております。
マスター
- おっと、じゃあもう出ないといけないね。
夜江 夏之
- 引き続き、バーとしてご利用なられるのであれば、テーブルをご使用頂いても構いませんよ。
マスター
- ああ、助かります。
それでは、このままでお願い致します。
夜江 夏之
- お酒のご注文は如何ですか?
マスター