ひとり劇場

忘恋愛症候群1.5

忘恋愛症候群1(http://yufuan.net/theater/?id=3133)の続きを少し書きました。

Y.P.
ふぅ
Y.P.
カツ丼の奴、やっと寝たみたいだな。
Y.P.
風呂上がった後またヒステリックになりやがって......。
Y.P.
......無理もないか。
Y.P.
ん?電話?
Y.P.
うわ、今度はヴィクトルかよ。
V.N.
やぁ、ユリオ。
V.N.
今日はユウリを見つけてくれて有り難う。
V.N.
俺が行ければよかったんだけど......
Y.P.
なんだよ、そんなこと言うために電話してきたのかよ。
Y.P.
俺がカツ丼見つけたのはたまたまだ。だから――
V.N.
いや、本当に助かったんだ。俺もユウリも、あの時は途方に暮れてたし。
V.N.
だから、本当にありがとう。
Y.P.
おう......。
Y.P.
でも、大変なのはこれからの方だろ。
V.N.
ああ。
V.N.
その事も話したくて、電話したんだ。
Y.P.
V.N.
明日、やっぱりウチに帰るようにしてくれないか。
Y.P.
は?
Y.P.
でも、お前......
V.N.
ユリオがさっき言ってた病気のことは、大体調べたよ。
V.N.
凄く残念だけど、ユウリが忘恋愛症候群である可能性は高いと思う。
Y.P.
ああ。
Y.P.
だから――
V.N.
だから、俺は今、ユウリと1秒でも長く一緒に居たいと思うんだ。
Y.P.
......、それが、カツ丼がいずれ忘れてしまう時間だとしても、か?
V.N.
ああ。
Y.P.
............カツ丼は、
Y.P.
カツ丼はどうなる。
Y.P.
もし仮に明日からまたヴィクトルと一緒に過ごしたとして、カツ丼はそれを全部忘れるんだぞ?
Y.P.
ヴィクトルは覚えてるからいいかもしれねぇけど、カツ丼は、いずれ忘れてしまう時間を、笑って過ごせると思うのか?
Y.P.
カツ丼はそういうの、自分の中に押し込んで、お前の前では笑ってても、どこかで泣くことになるんじゃないのか?
V.N.
............
Y.P.
俺は反対だね、カツ丼がヴィクトルの家に戻ること。
V.N.
......そうか。
V.N.
......わかった。
V.N.
明日、ユウリと直接会って話すよ。
Y.P.
勝手にしろ

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投稿日時:2017-01-10 14:27
投稿者:ちゃるぼ怪異

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