はたして自由意志はあるのか?
グダグダと自由意志について
- はたして自由意志はあるのか?
我が家のまゆちゃん
- 何を急に言い出すんだよ?
名無しさん
- いや、なに。
我が家のまゆちゃん
- もしこの世界で起きる出来事が事前に決まっていたのなら、僕たちが選択したと考えて行った行動に僕たちの自由というのは認められないんじゃないかと思ってね。
我が家のまゆちゃん
- そんな神様みたいな絶対的な前提をこの科学の時代に出しちゃうなんて時代遅れじゃない?
名無しさん
- 神様の存在は「悪魔の証明」みたいな陳腐な方法でなく真の原初状態とでもいう観点から提出されているんだけど、それはまたの機会にしよう。
我が家のまゆちゃん
- それよりも君は「こんな科学の時代に」なんて言ったけど実は「科学の時代だからこそ」なんだよ。
我が家のまゆちゃん
- 人間の可能性を広げる科学の知がどうして人間の自由(の存在)を否定する事になっちゃうんだい?
名無しさん
- だってそうだろ。科学の発展があったからこそ、僕らは安全で便利な暮らしを享受できているんじゃないか
名無しさん
- そしてその生活の上に自由な人生がある。違うかい?
名無しさん
- 確かに「便利で確実な知識が増えた現代」だね。だけどね、このどうしようもなくポジティブに捉えられた事実もネガティヴに言い換えることができる。
我が家のまゆちゃん
- 世界を真っ白なキャンパスに例えることがあるだろう。あれ、良いことを言ってる感じだが「限界はある」という前提に立っているんだよ。真っ白はいつか真っ黒になる。
我が家のまゆちゃん
- それと同じように世界を解き明かしていくと人間の限界が見えてきてしまうんだよ。
我が家のまゆちゃん
- 「自由なんて本当はない」ってね。
我が家のまゆちゃん
- どうしてそうなるんだろう?
名無しさん
- 例えばニューロンというものがある。これは僕たちが行動をする一歩前に発火するそうだよ。つまり僕たちの行動はすでにニューロンの発火の時点で決められておりそこに自由意志は介在しないんだ。
我が家のまゆちゃん
- これが「科学の発展による自由の破壊」の一例だ。他にもこの世は素粒子の動きを予測できればすべての未来過去が把握できるとするものもある。
我が家のまゆちゃん
- そこで実存哲学ですよ。
名無しさん
- !!?
我が家のまゆちゃん
- 実存哲学は唯物論と観念論の両方を反省して組み立てた凄い哲学ざんすよ。
名無しさん
- !!?
我が家のまゆちゃん
- 実存に、実存に立ち返ろうぞ!!!
名無しさん
- !!?
我が家のまゆちゃん