ミライロ16*
ぱにゃです!今回は黒川さんのお家に着いてからのお話です!なんだか黒川さんの家が羨ましい〜❤︎
- おじゃまします……。
風山 結田
- おじゃまします…。
川菜 凛恵
- 俺たちは黒川の家に着いた。
川菜 凛恵
- 暗の里の町外れの山に立つ大きな屋敷だった。日も暮れ、暗くなり始めていたから全体的に暗い。門が開きドアに向かって歩いていると使いの人が出て来た。
川菜 凛恵
- おかえりなさいませ。
立花 湧
- 湧(ゆう)、この2人は私のクラスメイト。風山 結田くんと川菜 凛恵さんよ。今、事情により家に帰れないから今夜は屋敷に泊めるつもり。お父様には私から言うから、湧は屋敷の案内を。
黒川 玲奈
- かしこまりました。それでは、
立花 湧
- すると、俺たちのバックを持ちましょうと手を出してくれた。
立花 湧
- あっ、じゃあ、お願いします!
風山 結田
- あ、ありがとうございます!
川菜 凛恵
- そんなに緊張しなくても私は何もしませんよ。何かあったら気軽に湧と呼んでください。
立花 湧
- と、微笑んだ顔は湧さんの優しい人格を表していると思った。
立花 湧
- まず、お二人のそれぞれの寝室をご案内いたします。
立花 湧
- 俺たちは屋敷の廊下を歩きはじめた。廊下の明かりは電気ではなくランプで照らしていて少し薄暗い。
立花 湧
- 申し訳ございません。この屋敷の廊下の灯りはランプを使っておりまして、少し暗くなっております。お部屋から出る際は、ランプをお使いください。
立花 湧
- まずこちらは、凛恵様のお部屋となります。
案内をさせてもらいます。
立花 湧
- 長い廊下を少し歩いて3つ目のドアの前に止まった。
立花 湧
- 失礼いたします。
立花 湧
- うわあ〜!綺麗!
川菜 凛恵
- すげ〜!
風山 結田
- ドアを開けると、大きなベッドと机、そして街を見渡せるほどの大きい窓がついていた。床には赤いカーペットが敷かれていてテーブルも置いてあった。
風山 結田
- いいんですか?ここで寝て?
川菜 凛恵
- はい。このお部屋はお泊まりになるお客様専用のお部屋なので。
お着替えもただいま準備させていますので後に使いが参ります。
それでは次に結田様のお部屋を案内させていただきます。
凛恵様はおくつろぎになってお待ちください。
立花 湧
- はい!
川菜 凛恵
- では、参ります。
立花 湧
- 失礼いたしましたと、礼をし扉を閉めたあと廊下を歩き出した。とはいっても隣の部屋。おんなじような部屋だった。
立花 湧
- 結田様のお着替えも運ばせますので。
立花 湧
- ありがとうございます!
風山 結田
- 何か、質問はありますか?
立花 湧
- えっと〜、あ、トイレはどこにありますか?
風山 結田
- 部屋の突き当たり左にあるドアがトイレとなります。
立花 湧
- ありがとうございます……
風山 結田
- テンパって変なこと聞いてしまった。笑
風山 結田
- それではお食事のお時間になりましたらお迎えに上がります。失礼いたしました。
立花 湧
- そう言うと湧は部屋を出た。
立花 湧
- ふう〜。緊張した!つか、マジで広いな〜!
風山 結田
- 改めて部屋を見渡してみた。部屋の照明は電気も使っているらしく明るかった。
風山 結田
- 「コンコン」
風山 結田
- はーい?
風山 結田
- 結田?あの、黒川さんが。
川菜 凛恵
- こんにちは!ぱにゃです!
黒川さんがお嬢様だったとは‼︎
そして湧さんがかっこいい❤︎
今後の展開もおもしろそうですね!
次回もお楽しみに!
ぱにゃ