ミライロ15* 〈国屋 ゆいあ過去編〉
ぱにゃです! ゆいあちゃん!。゚(゚´Д`゚)゚。ってなる過去編だよ!見てね!
- ひとり
常田 茜
- ずっとひとり……
常田 茜
- 「暗いな……狭いな……」
常田 茜
- 壁も天井も真っ黒。1人だけの教室。手足には鎖。
常田 茜
- 自分はなんのために生まれて来たのか。
常田 茜
- 「双子だったから……」
常田 茜
- いつしかこう考えていた。
常田 茜
- 「1つになれば、双子じゃなければ。」
常田 茜
- そうだよ。2つに分かれた体を1つに……
常田 茜
- 探さなきゃ……体。
常田 茜
- 「お姉ちゃん……。助けて…?」
常田 茜
- 助けてって呼んだら、お姉ちゃん優しいから来てくれるよね?
常田 茜
- 「お姉ちゃんの体で私を助けて?」
常田 茜
- みんなと同じ事しよう。
常田 茜
- 人は自分を守るために平気で人を、仲間を犠牲にする。
常田 茜
- みんなやってるならいいじゃん。
常田 茜
- 犠牲になった……裏切られた人がどんな思いをしているのか
常田 茜
- すこしは感じて見なよ。
常田 茜
- みんな自分だけが安全ならいいと思ってる。
常田 茜
- そんな人間が仕切る世界なんてかわいそう。
常田 茜
- 「私たちのものにしようよ。」
常田 茜
- そのためにお姉ちゃん……
常田 茜
- 「体を頂戴……」
常田 茜
- 私と一緒に世界を救おう?
常田 茜
- 「うふふ……あはははは!」
常田 茜
- 甲高く、悲しみに満ち溢れた笑い声が教室に響いた。
常田 茜
- こんにちは!ぱにゃです!
うーーん……暗いですね。
双子の色彩とはどこか似ていて
でも似てなくて。不思議な姉妹です。
でもこうさせたのはまぎれもない
人間の非常識的な行動なのです。
1つの命を軽く見据えた人々がこのような
悲劇を生んだ。これは、どんな状況でも
決して許してはならないと思います!
ぜひこれからの展開もお楽しみに!
ぱにゃ