ミライロ9*
ぱにゃです!今日は早く寝たいので早めの投稿にしました!知ってましたか?Googleでミライロって調べると、会社の名前が出てくるんです!(別にパクったわけではないよ!)世の中同じこと考えている人もいるんですね〜!
- 黒髪の少女の泣き声が自分の鼓動と重なり聞こえてくる。
月原 色彩
- 私の隣で泣く少女の目は、黒く澄んでいた。
月原 色彩
- その眼差しでじっと私を見つめ、小さく喉を震わせていた。
月原 色彩
- お姉ちゃん……助けて………お姉ちゃん!
???
- っ、だ、誰?
月原 色彩
- 暗いよ……狭いよ…助けて!
???
- 誰なの!?私は一人っ子なのに…
月原 色彩
- 一人……?違う……私が、私がいるのに……‼︎
???
- え?
月原 色彩
- お姉ちゃんの"妹"なのに……
???
- えっ、ちょっと待って!
月原 色彩
- 苦しそうに悲しそうに目を潤ませている少女の顔が、どんどんぼやけていく……。
月原 色彩
- 黒髪の女の子は、黒い靄のかかる方へ消えていった。
月原 色彩
- っ………
月原 色彩
- ………
月原 色彩
- …
月原 色彩
- 色彩………色彩!しっかりしろ!………色彩‼︎
風山 結田
- 結田の……声……。
月原 色彩
- また、迷惑かけちゃったなぁ……
月原 色彩
- 色彩‼︎
風山 結田
- はっ!
月原 色彩
- 私が飛び起きると、よかった〜と結田が椅子に座り込んだ。
月原 色彩
- 何が起きているのか、わからなくてキョロキョロとしてしまった。
月原 色彩
- どこか痛いところはないか?水も買ってきたし、あと今、医師も呼んだからな!
風山 結田
- そんなに焦らなくてもいいのに。大変な事でもあったのかな?
風山 結田
- ねえ、結田。何があったの?
月原 色彩
- はあ?お前あんだけ俺を心配させ……
風山 結田
- 心配?
月原 色彩
- えっと、その、医、医師が心配してたから……さぁ〜。
風山 結田
- そうだったんだ……で何があったの?
月原 色彩
- あの後、私が急に倒れたらしい。しかも1時間も意識が無かったんだって!
月原 色彩
- じゃぁ、さっき見た女の子は夢?
月原 色彩
- お、通信来てるぜ!
風山 結田
- ん?あ!凛恵だ!
月原 色彩
- もっし〜?大丈夫?色彩?
川菜 凛恵
- うん!大丈夫だよ!
月原 色彩
- いま水の間にいるの?
月原 色彩
- そうだよ!あ、そうそう聞いて!かいらがさあ〜
川菜 凛恵
- そっ、その話はしないでよ〜‼︎
甘宮 かいら
- え〜!いいじゃん!
川菜 凛恵
- 恥ずかしいよ〜。゚(゚´Д`゚)゚。
甘宮 かいら
- ああ!また泣く!もうだから泣かないでって!
川菜 凛恵
- あはは……大変そうだね……。
月原 色彩
- 凛恵が意地悪するから……
風山 結田
- 結田……いま何か言った?(・∀・)
川菜 凛恵
- うっ、ごめんなさい。
風山 結田
- まあ、とにかく気を付けてね⁉︎じゃ!
川菜 凛恵
- ばいばい……。
月原 色彩
- そして通信が切れた。
月原 色彩
- かいら……生きて帰って来いよ……( ̄▽ ̄;)
風山 結田
- バカな事言わないの!
月原 色彩
- その後私たちは医師の判断により風の間に行くことを許可された。
風山 結田
- 改めて見るととても綺麗な景色だった。
風山 結田
- 吹き荒れる風と対立するかのように石の壁がたくさん浮いて、
風山 結田
- そんな石の壁の間から1つの大きな木が見えた。
風山 結田
- それは遠くの丘に立っていた。
風山 結田
- あそこに行ってみようよ!
月原 色彩
- わかった。わかったから……これどうにかしてくれないか?
風山 結田
- そう言う結田の周りには風のミライロがまとわりついていた。
風山 結田
- えええ!?なんで?
月原 色彩
- あっ。敵対視してる。
月原 色彩
- はあ?俺を?
風山 結田
- まあ、見た目怖いし……
月原 色彩
- うるさ〜い!o(`ω´ )o
風山 結田
- そして、なんやかんやで私たちは丘についた。
風山 結田
- す、すごい…
月原 色彩
- 近くで見ると、空が見えないほど緑の葉が生い茂っていた。
月原 色彩
- よいしょっと
風山 結田
- 何してるの?
月原 色彩
- 立ったまま見てると首が痛くなるから、こうやって寝たほうが見やすいだろ?
風山 結田
- 本当だね!すごいな〜ミライロが沢山!
月原 色彩
- こんなの初めて見た!本当にすごい。
月原 色彩
- なんか、あの時みたいだな。
風山 結田
- え?
月原 色彩
- こんにちは!ぱにゃです!
色彩に妹がいる???
どういう事なんでしょうか?
隠し子?なんつって!(*^ω^*)
次回は伏線なのですが、多分、同時に過去編も
投稿するかも。伏線は恐らく謎の少女について、
過去編はこの結田の言っている"あの時"の事
だと思う!なぜ同時になのかって?それはみんなに
ミライロをもっと楽しんでもらいたいから!
(ちゃんと回数考えてなかったなんて言えない……)
次回もお楽しみ!
ぱにゃ